バンダイナムコが、完全子会社のLimbic Entertainmentを民間投資家に売却します。買い手は「ゲーム専門の民間投資家」とだけ発表されました。詳しい素性は明かされていません。
Limbic売却、買い手の詳細は非公表
Limbic Entertainmentは、『Park Beyond』などで知られる建設・経営シミュレーションゲーム専門の開発スタジオです。『Tropico 6』の開発も手がけています。バンダイナムコの完全子会社でしたが、今回の売却により独立した体制へ移行します。
買い手について、バンダイナムコは「ゲーム専門の民間投資家」としか発表していません。現経営陣はそのまま残留します。
相次ぐスタジオ売却、バンナムの選択と集中
バンダイナムコでは最近、変化が相次いでいます。シンガポールスタジオを任天堂に売却したほか、『鉄拳』シリーズで知られる原田勝弘氏が30年の在籍を経て退社を発表しました。
今回の売却について、バンダイナムコは「最も強いコンテンツを提供できる領域に事業を集中させる戦略の一環」と説明しています。
Bandai Namco Entertainment EuropeのCEO、Arnaud Muller氏は「チームがこれまでに成し遂げてきたことを誇りに思います。独立スタジオとしての成功を祈っています」とコメントしました。
Limbicは今後、独立スタジオとして建設・経営シミュレーションの分野で活動を続けていきます。
出典
- Games Industry.biz「Bandai Namco sells Limbic Entertainment to “private investor”」




