セガ、来期に「主力IPの大型新作」4本投入を予定――ただし具体タイトルは明かされず

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セガサミーホールディングスは2026年2月13日に公開したQ3決算プレゼン資料のなかで、来期(2026年4月〜2027年3月)に「主力IPタイトルにおいて、4本の大型新作を投入予定」であることを明らかにしました。あわせて「『売る力』の強化によるタイトルポテンシャルの最大化」という施策も示しています。ただし、「主力IP」が具体的にどのタイトルを指すかは特定されていません。

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4本の大型新作と「主力IP」の不明確さ

Q3決算プレゼン資料の「来期の取り組み」には、エンタテインメントコンテンツ事業の施策として次の記載があります。

「主力IPタイトルにおいて、4本の大型新作を投入予定」 ——セガサミーホールディングス Q3決算プレゼン資料より

この「4本」に該当するタイトルをセガは明示していません。Sonic、Persona、バーチャファイターといった知名度の高いフランチャイズが候補として想定されうるものの、公式に確認された情報はなく、現時点では推測の域を出ない状況です。

発売日未定の既発表タイトル

セガサミーの2026年3月期第3四半期決算プレゼン資料(2026年2月13日公開)には、リリース時期未定のコンシューマタイトルとして『ペルソナ4 リバイバル』『STRANGER THAN HEAVEN』『トータルウォー:ウォーハンマー40,000』『トータルウォー:メディーバル3』が掲載されています。このほか同資料には、『New VIRTUA FIGHTER Project(仮)』『ALIEN: ISOLATION(仮)』『クレイジータクシー(仮)』『ゴールデンアックス(仮)』『ジェットセットラジオ(仮)』『ベア・ナックル(Streets of Rage、仮)』といったIPリブートもリリース時期未定として記載されています。

また同資料では、2027年3月期(次の会計年度)に「主力IPタイトルにおいて4本の大型新作を投入予定」とされています。上記のリリース時期未定タイトルのうちどれがこの4本に含まれるかは明らかにされていません。

この「4本の大型新作」に関して多くのファンが注目するのは、ペルソナシリーズの次回ナンバリング作でしょう。『ペルソナ6』についてはセガ・アトラスからの正式発表はないものの、2026年はペルソナシリーズの30周年にあたります。アトラスのP-STUDIO総合プロデューサーでクリエイティブ・プロデューサー兼チーフディレクターの和田和久氏は、4Gamerの年末恒例企画「ゲーム業界著名人コメント集」(2025年12月27日公開)において、「2026年はシリーズ展開に関してもお話しできるタイミングがあると思います」と述べています。

Q3決算にみる業績の現状

セガサミーの2026年3月期Q3累計(2025年4月〜12月)では、営業利益が前年同期比54.6%減の198億円、経常利益が同51.8%減の238億円となりました。2023年9月にグループに迎えたRovio Entertainment(『Angry Birds』開発元)については、約229百万ユーロ(約313億円)の減損損失を計上しています。セガサミーは、競合する大型タイトルの相次ぐ登場によるユーザー獲得(UA)環境の急激な悪化がRovioの業績低迷を招いたと説明しました。

フルゲームの販売やF2P新作、Rovioが想定を下回って推移したことも業績に影響しています。セガサミーは2026年1月にも本減損に関する開示を行っています。

※本計画はセガのQ3決算プレゼン資料に基づくものであり、具体的なタイトルや発売日は未定です。

出典

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