Bluepoint Gamesが『Bloodborne』リメイクを企画するもフロム・ソフトウェアの意向で却下——Bloomberg報道

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Bluepoint Gamesが2025年にPlayStationへ『Bloodborne』のリメイクを企画していたものの、フロム・ソフトウェアの意向で却下されていたとBloombergが2月27日付の報道で伝えました。Bluepointの関係者は、「(リメイクの)数字は合うが、フロム・ソフトウェアがそれを望まなかった」と告げられたといいます。Bluepointはその後も複数の企画を提案しましたが、いずれも実現せず閉鎖が発表されています。

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フロム・ソフトウェアの意向で実現せず

『Bloodborne』は2015年にPS4専用タイトルとして発売されたフロム・ソフトウェア開発のアクションRPGで、知的財産権はPlayStationが保有しています。2022年2月時点で746万本を販売しています。ファンの間ではBluepointによるリメイクが長年期待されていました。

※市場調査会社によると900万本を突破しています。詳細は関連記事へ。

この企画についてBloombergは、PlayStationが採算面で前向きだったにもかかわらず、フロム・ソフトウェア側が難色を示したと伝えています。『Bloodborne』のディレクターであるフロム・ソフトウェアの宮崎英高社長は、2024年のインタビューで同作のリメイクについて「自分の立場で語れることではない」としつつ、現代のハードウェアでの発売には恩恵があるとの認識を示していました。

元PlayStation幹部の吉田修平氏は2025年のKinda Funnyへの出演で、宮崎氏について個人的見解を述べています。吉田氏は、宮崎氏が『Bloodborne』を深く愛しており、自身でリメイクする関心はあるものの多忙で実現できず、「他者に触らせたくない」と考えているのではないかとの見方を示しました。吉田氏は「PlayStationのチームは宮崎氏の意向を尊重している」とも語っています。

中止された『God of War』スピンオフの内容

Bluepoint Gamesは2021年9月にPlayStationに買収され、PlayStation Studiosの一員となりました。買収後、同スタジオは『God of War』シリーズのライブサービス型スピンオフを開発していたと報じられています。

Bloombergの報道によると、「大まかな構想では、プレイヤーがギリシャの地獄を戦い抜くアトレウスの異なるバージョンや側面を操作し、何らかの協力型ゲームプレイと継続的サポートを備えるものだった」(筆者訳)といいます。PlayStationはこのプロジェクトを2025年1月に中止しました。次のプロジェクトを模索する中で、Bluepointは『Bloodborne』リメイクを企画したとされています。

相次ぐ企画却下と閉鎖までの道のり

『Bloodborne』リメイクが却下された後、Bluepointは2018年にPS4向けにリメイクした『ワンダと巨像』(Shadow of the Colossus)の更新版も企画しましたが、これも却下されたとBloombergは報じています。『Ghost of Tsushima』のスピンオフなど、既存のPlayStation IPを活用した他の企画も提案していたといいます。

2026年2月12日に『God of War』三部作リメイクがBluepointの関与なく発表されると、スタジオの社員は閉鎖を危惧し始めたと報じられています。その1週間後の2月19日、PlayStationはBluepointを閉鎖すると明らかにしました。Bloombergによると、PlayStationはBluepointが独自のゲームを開発する力を備えていないと判断し、適切なパートナーシップも見つからなかったとされています。2021年の買収から約5年でのスタジオ閉鎖となります。

※本記事はGame Informerの報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています

出典

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