『サイバーパンク2077』PS5 Pro対応アップデートが4月8日配信、最大90fpsからフルレイトレーシングまで3モード追加

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CD PROJEKT REDが『サイバーパンク2077』のPS5 Pro対応を発表した。2026年4月8日に無料アップデートとして配信する。PlayStation Blogで同社のVP兼グローバルアートディレクターのKuba Knapik氏が伝えている。アップデートではフレームレートと画質のバランスが異なる3つのモードが追加される。フレームレート重視から画質重視まで、遊び方にあわせて選べる。

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3つのモードは何が違うのか

今回のアップデートで追加されるのは「Performance」「Ray Tracing」「Ray Tracing Pro」の3モードだ。違いはフレームレートと、レイトレーシングの適用範囲にある。

Performanceモードはフレームレートを最優先する。VRR(可変リフレッシュレート)対応のディスプレイでは最大90fpsに達する。動きの滑らかさを求める人向けだ。

一部のレイトレーシングを有効にしつつ60fpsを保つのがRay Tracingモードだ。画質と滑らかさの中間を狙う選択肢にあたる。

Ray Tracing Proモードでは、反射、アンビエントオクルージョン、スカイライト、影、発光体の照明まで、利用可能なレイトレーシング強化要素をすべて有効にする。フレームレートは下がる。VRR対応ディスプレイで40fps、非対応では30fpsが目標値だ。画質をとことん追い込みたい人向けのモードになる。

いずれも公式が示す目標値・上限値であり、実際のパフォーマンスを保証するものではない。2025年7月にはPatch 2.3でVRR対応が追加された。Push Squareによると、当時のDigital Foundry検証ではPS5 ProのPerformanceモードが平均81fps、最大120fpsに達していた。ただし当時は公式のPS5 Pro対応パッチではなかった。公式のPS5 Pro最適化は今回が初めてとなる。

画を変える2つの技術——PSSRとBVH8

3モードの土台になっているのが、PS5 Proに搭載された2つの技術だ。

1つ目はPSSR(PlayStation Spectral Super Resolution)。低い解像度で描いた映像をAIが4K相当まで引き上げる仕組みで、処理の負荷を抑えながら高精細な画面を実現する。今回の4Kビジュアルもこの仕組みを使っている。

2つ目はBVH8(8-way Bounding Volume Hierarchy)。光がゲーム内の物体にぶつかる計算を高速化する技術で、レイトレーシングの処理速度が上がる。Knapik氏はPlayStation Blogで、光の反射や影、照明の表現を強化したと説明している。

いつ、どうやって遊べるのか

配信は2026年4月8日。無料アップデートなので、すでにゲームを持っている人は追加の支払いなく適用できる。『サイバーパンク2077』は現在、PlayStation Plus Extra/Premium向けゲームカタログで提供されている。対象プラン加入者は、配信中であれば別途購入せずプレイ可能だ。

この対応には経緯がある。CD PROJEKT REDは2024年11月、公式Xアカウントで「PS5 Proパッチの予定はない」と表明していた。その後、2026年3月のPlayStation Blogでは、PSSRアップグレード対応タイトルのひとつとして『サイバーパンク2077』のパッチ配信が“coming weeks”と案内されていた。発表から1か月足らずで配信に至る。

※本記事はPlayStation Blogの報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています

出典

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