日本時間3月31日に発売日・価格などをはじめ、ゲームの全貌がほぼ明かされる発表会の開催が決定した『ファイナルファンタジーXV』について、ニフルハイム基地でのバトルを収録したプレイ映像、ならびに新機能やステルス、魔法といった要素を確認できるプログレスレポートVol.2が公開されています。(更新1:ニフルハイム基地バトル映像を高画質版に差替えました)
【更新2:詳細情報を追加しました】
ニフルハイム帝国について
ゲーム開始直後は、ニフルハイム帝国が世界のほとんどを支配下においており、ルシス王国はかろうじて独立を保っているといった状況。
ルシス王国の戦力の主体は魔法。クリスタルを加護し、そこから力を得ることで魔法を扱う。
ニフルハイム帝国は機械文明。兵士も機械。人工的な兵士である魔導兵と物量で他国を侵略。
ニフルハイムの陣容について
ゲーム開始時は、皇帝「イドラ」が直接的にニフルハイム帝国の指揮を摂っているわけではなく、実際に国の政治を取り仕切っているのは、宰相「アーデン・イズニア」。非常に頭脳明晰なキャラクターで、物語的にもとても重要な人物。研究機関所属の「バーサタエル」が作った魔導兵器を戦力として強化し増産している。掴みどころはないが、奥行きのあるキャラクター。
軍のトップ「グラウカ将軍」。その下に各部隊を率いる隊長クラスがいる。隊長を除き、部隊員は全て魔導兵で構成されており、汎用タイプの旧型魔導兵と、戦闘特化タイプの新型魔導兵が存在。
通称“女竜騎士”はニフルハイム軍の人間で、名前は「アラネア・ハイウィンド」。傭兵団のような部署(正式名称は“帝国軍第3軍団第87空中機動師団”)があり、そこの団長を務める人物。空中戦を得意とし、軍の中でも竜騎士と呼ばれている。
魔法について
- 魔法はエレメント魔法と、指輪魔法の2系統。エレメント魔法は序盤から使えるが、指輪魔法はストーリー進行によって使えるようになる。
- エレメント魔法は、各地にあるエレメントを収集して生成したもの。武器の代わりに装備して使用する。
- 魔法はひとつひとつに意味を持たせており、数よりも質。敵だけでなく味方にもダメージが入るなどリスクはあるが高威力。
- ファイアは延焼効果があり、燃えるものが周囲にあればどんどん燃え広がる。一方で、降雨時の場合はすぐに消火され燃え広がらないなど、物理現象も再現。なお、ファイアで焼け焦げた草は、時間経過により不思議な力でフワーッと復活する。
- サンダーは通電作用があり、雨が降れば範囲が広がるなど効果が上昇する。エフェクトも変化。
- ブリザドは範囲内に水があると凍る。生物の生命活動を低下させ、動きを遅くしたり凍死させる。
- ニフルハイム基地バトル映像では、魔導アーマーから漏れだしたオイル目掛けてファイアを放ち、大爆発を起こす。
カメラについて
- 敵との距離に応じた制御が賢くなり、かなり見やすくなった。
- プレイヤーの意思(移動方向など)を汲んでカメラが動くようになった。
- 最後の最後までチューニングを続ける。
武器選択
- ノクトの周囲を武器が回転し、その中から装備する武器を選びとる演出が再び実装。
UIの変更
- UIはまだ調整中なので、今後も変わる可能性あり。
- 装備中の武器を十字キーで即座に切り替えられる仕組みをそのままUI化。
連携について
- 4番目の連携を公開。成長によって仲間が覚えるコマンドがあり、これをプレイヤーが任意のタイミングで指示することで発動する。
- イグニスは敵にノクトが使えるワープポイントを作り出す。プロンプトは照明弾を投げる。照明弾は夜行性の敵など明かりが苦手な相手に効果大。
ライティングについて
- ルミナスがライティングが得意という話しがあるが、実際はアンリアル4など他社エンジンと変わらない。『FF15』で特徴的なのは、ポストプロセスや、そもそもの照明設計などの工夫や積み重ね。
- 影に対して最適化(LOD:遠景表示に簡易モデルを使用し負荷を軽減する処理)を行った。これによりリアリティが増した。
- 複数の光源によって発生する影も再現。
- シーンをより良く見せる光源の配置の工夫。
- 天候や時間帯など環境によって変化する霧の表現も重視。
機銃について
- ニフルハイム基地への潜入は、基地の破壊が目的。
- 基地内に配置されている機銃を奪い乱射することができる。
- 基地攻略では、なるべく多くのオブジェクトを破壊できるようにしてある。全て物理演算で計算される。
- ニフルハイム基地は各地に点在しており、攻略することで得られるものもある。