『FF7リメイク』シリーズのディレクター浜口直樹氏は、GamerBravesのインタビュー動画(2026年1月7日公開)で、ゲームをめぐる「どちらかに集約する」議論について語りました。『Clair Obscur: Expedition 33』のディレクターGuillaume Broche(ギヨーム・ブロシュ)氏との対話を振り返り、「ゲームは多様であるべきだ」という趣旨を述べています。ただし、これは特定タイトルの仕様発表ではなく、ゲーム業界全般に対する見解です。
「ひとつに集約する」議論への異議
浜口氏はインタビューの中で、ファンやコミュニティの間に見られる傾向について次のように述べています。
「ユーザーって比較的、AAAなのかAAなのか、ターンベースなのかアクションなのかみたいな、なにか選択肢を結構ひとつに絞って、これじゃなくちゃ駄目なんだみたいな議論をすることがコミュニティの会話では見られる」
こうした議論に対し、浜口氏はギヨーム・ブロシュディレクターとの会話を引き合いに、異なる視点を提示しました。
「多様であるべき」という考え
浜口氏は「私とギヨームが話すと、我々の中だと、ゲームは当然、多様的であるべきだと思うので、何かひとつの選択肢に集約するというよりは」と語っています。
具体的には「アクションゲームも当然進化していくべきだし、コマンドのターンベースも進化していくべきだし、AAもより市場に広がっていくべきだし、当然AAAも世の中に残っていくべきだ」と述べました。GamesRadar+は同氏の発言として「it’s not either/or, it’s ‘and’」(どちらか一方ではなく、両方だ)という言葉を伝えています。
作り手とファンの視点の違い
浜口氏は、クリエイター側とファン側の視点の違いについても言及しています。
「我々作り手って結構多様的に物事を見て、ゲームユーザーに届けようという気持ちがすごく強い中、ファンの方々というのは、何かひとつの方に集約させようという動きがある」
この違いを踏まえ、「そういうのをより我々クリエイターが、よりみんなに理解してもらえるように、作品を通じて広げていければいいよね、みたいな話をしたりします」と述べました。
ブロシュ氏との親交
浜口氏はブロシュディレクターとの親交にも触れました。互いの国を訪れる際には会いに行く関係だといい、ブロシュ氏について「AAAのFF7が大好きで非常に楽しんでくれた」とも話しています。




