スクウェア・エニックスが開発中のシリーズ最新作『ファイナルファンタジーXVI』について、プロデューサー吉田直樹氏が開発の遅延を報告しました。
それによると、新型コロナウイルス感染症への対応により、当初想定から5~6ヶ月の開発遅延が発生しているとのこと。そのため、当初は2021年内に予定していた新情報の公開時期を2022年春頃に延期するとしています。なお、遅延要因は既に取り除かれており、今後はゲームのブラッシュアップが目標とのことです。
情報公開遅延のご報告
みなさんこんにちは、ファイナルファンタジーXVIプロデューサーの吉田です。
次回情報公開を2021年に……というご報告をしておりましたが、年内の情報公開が難しくなってしまいました。申し訳ありません。理由は、「新型コロナウィルス感染症への対応による、当初想定から5~6か月の開発遅延」が要因です。
ファイナルファンタジーXVIはシリーズ最新作として、PlayStation 5での制作、そして超大型のプロジェクトであり、世界中の開発会社様の協力を得て開発を行っています。新型コロナウィルス感染症への対策として、社内でも多くのスタッフが在宅での開発となったのと同様、世界各地でも分散型の開発を余儀なくされ、本体開発チームからの指示遅れ、海外からのアセットの納品遅れ、業務キャンセルのリクエストなどが発生しています。
これらの遅延要因も2021年内には何とか終息させることができ、現在はグラフィックスリソースのクオリティアップ、バトルシステム/各種バトルの更なる作り込み、シナリオカットシーンの追い込み作業、そしてグラフィックスの最適化などを行っています。ここからは、自分たちで何度も通しプレイを行い、ひたすらにゲームを磨き上げて行くということが目標になります。
当初想定より遅延はしておりますが、2022年春頃には新たな情報公開を行い、いよいよ発売に向けてテンションを上げていくことになります。楽しみにお待ちいただいている皆さんには申し訳ございませんが、今少し開発に集中するお時間をいただけますと幸いです!
情報元:公式サイト