セガが11月9日に発売する『龍が如く7外伝 名を消した男』の海外レビューが解禁されたので、レビュー内容をいくつかご紹介します。
- PC Gamer 70/100
短いがパンチのあるストーリー。新しいことはあまりしていないが、物語は魅惑的で心が痛むほど悲しい。 - IGN 7/10
『龍が如く8』というメインディッシュに先立つ味噌汁のようなものだ。馴染みの味わいは食欲をそそるが、単独では十分な食事とは言えない。来年発売の本編への導入としてうまく機能している面とそうでない面がある。一方では、桐生一馬がハワイにいる理由について納得の背景設定を提供しているが、他方では、アイデア不足のサブストーリーや再利用されたミニゲームがシリーズが大胆な刷新を必要としていることを明確に示している。とはいえ、ガジェットを駆使したバトルは短い本編を通して飽きさせない面白さがあり、そのせいもあってサブイベントを探索する気にはさせられなかったが、桐生一馬の暴れっぷりを楽しむことはできた。 - Metro GameCentral 7/10
『龍が如く』シリーズの中ではかなり小規模な新作だが、ファンに人気のある要素は全て含まれている。ただし、その存在意義はあまり確立されていない。
長所:ストーリーは短いがゲームとしてのボリュームは充実している。シリーズおなじみの要素が散りばめられているが、安直なファンサービスにはなっていない。スパイのガジェットは楽しめるがギミック的。
短所:新たな要素をほとんど提供していない。敵とボスの攻撃が激しく、バトルが面倒に感じられることも。本作を制作する必然性が低い。 - GamesRadar+ ★★★☆☆
シリーズの歴代主人公・桐生一馬の復帰作で、王道のアクションアドベンチャーを採用している。しかし、以前のシリーズで桐生の物語が一旦終わっていたにも関わらず、その完結した設定を利用して再び桐生を主人公に起用しており、彼のこれまでの活躍や役割を安易に消費・利用しようとした安直な続編になってしまっている。 - Game Informer 8/10.0
『龍が如く7外伝』は、エンドロールに至るまで桐生一馬が次回本編『龍が如く8』でどのような役割を果たすのかをきちんと描写しており、そのゲームが数カ月後に発売されることを考えると、この短い体験版は十分に期待感を掻き立ててくれた。桐生が強制的に二重生活を送ることになった今、彼の内面をもっと掘り下げて描写してほしかったが、ゲーム同士を繋ぐ細い橋渡しとして、この外伝は秀逸だ。 - GameSpot 8/10
RGGスタジオの最新アクションゲームは、桐生一馬の人生を魅力的で感動的に描いた作品で、シリーズの人気要素が集約されている。 - Destructoid 8/10.0
『龍が如く7外伝』には、ゲーム、笑い、涙、そして背中の入れ墨をドラマチックに披露する喧嘩もある。『龍が如く』の新作に求められることをちゃんとやっているし、長年のシリーズ主人公にとって重要な感動的な瞬間も用意されている。もし複雑で予測できないストーリーを期待しているなら十分とは言えないかもしれない。 - Game Revolution 8/10.0
桐生一馬の長いエピローグとして、時間を投資する価値がある。ゲームはもっと長くても良かったかもしれないが、ほぼ20年にわたり『龍が如く』をスリリングでドラマチックなシリーズとして盛り上げ続けた立役者・桐生一馬に対する華々しい送別会となっている。 - VG247 ★★★★★
『龍が如く7外伝』は、セガの長寿シリーズ『龍が如く』のスピンオフ作品だが、近年のシリーズの中で、質と緻密なデザインにおいて最も大きな進歩を遂げた作品の1つだ。 - God is a Geek 9/10.0
『龍が如く7外伝』は、桐生への愛情溢れるストーリーが展開し、シリーズの中でも特に素晴らしい作品だ。ファンなら誰もが心を打たれるだろう。 - GamingTrend 80/100
『龍が如く7外伝』は、来年発売の本編『龍が如く8』の前にプレイできる素晴らしい作品だ。シリーズの原点に立ちかえり、桐生の目線で暴れまわることができる。ストーリーはやや物足りなく、新キャラはそれほど印象深くないが、蒼天堀やキャッスルで楽しめる奇妙で中毒性のあるサブイベントが満載だ。
情報元:OpenCritic