SHIFT UP「自社パブリッシング拡張」を採用公告で宣言、『ステラーブレイド』続編のパブリッシャーはまだ決まっていない

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SHIFT UPが、コンソールおよびPCプラットフォーム向けの自社パブリッシング能力を拡張するため、事業部門で5つの職種の人材採用を進めていると韓国メディアGameMecaが2026年2月26日に報じています。同社の採用公告には「『勝利の女神:NIKKE』のグローバル成功と『Stellar Blade』の全世界発売を超え、グローバル市場での新たな飛躍を準備中」と記されています。SHIFT UP関係者は同メディアに対し「グローバル成長に合わせて内部タイトルの長期サービス能力を強化している」と説明しています。

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グローバル流通を見据えた5職種の採用

公告にはさらに具体的な方針として「コンソールおよびPCプラットフォーム全般にわたり内部開発タイトルを支援するため、自社パブリッシング能力を拡張する」と記されています。募集中の職種はマーケティングマネージャー、クリエイティブリード、運営/リリースマネージャー、PR/コミュニティマネージャー、ローカライゼーションプロデューサーの5つです。

各職種の役割はグローバル展開に直結しています。マーケティングマネージャーとクリエイティブリードがマーケティング戦略の策定からPR・ソーシャルチャンネルのクリエイティブ統括までを担い、運営/リリースマネージャーが各プラットフォームでのリリース実務を、PR/コミュニケーションマネージャーがグローバルコミュニケーション戦略をそれぞれ受け持ちます。ローカライゼーションプロデューサーは対応言語の選定からローカライゼーション範囲の企画、長期ロードマップの構築までを担当するとされています。

上場時は「開発に集中」——自社サービスの経験と企業説明会での発言

SHIFT UPは2024年7月にKOSPI市場に上場し、約435億ウォン(約3億1500万ドル)を調達しています。上場直前の2024年6月に開かれた企業説明会では、自社パブリッシングの可能性について「中長期的には開発に集中し、長期的に見ればパブリッシングの能力を備えていくつもりだ」「自社パブリッシングが必要であれば進めることになるでしょう」との認識が示されています。なお、この発言についてはGameMecaがキム・ヒョンテ代表、4Gamer.netが翻訳掲載した同説明会のQ&A記録ではユ・ジュンソクCBOとしており、話者に食い違いがあります。

自社タイトルを自ら運営した経験もあります。SHIFT UPの最初のタイトルである『デスティニーチャイルド』は、2019年10月に運営が自社へ移管されており、その後約4年を経て2023年9月にサービスを終了しています。

既存タイトルのパブリッシング体制と今後

現時点でSHIFT UPのタイトルのうち、『勝利の女神:NIKKE』とサブカルチャー新作『Project Spirits(プロジェクトスピリット)』はLevel InfiniteおよびTencentがパブリッシングを担当しています。『ステラーブレイド』のパブリッシャーはソニー・インタラクティブエンタテインメントですが、開発が進む続編のパブリッシャーは2026年3月時点で発表されていません。

GameMecaは、公開済みタイトルの中では『ステラーブレイド』次回作が自社パブリッシングの有力候補になると指摘しています。ただし、同社や関係者による公式な発表はなく、対象タイトルの確定には至っていません。

※本記事はGameMecaの報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています。

出典

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