『スプリンターセル』リメイクのディレクター復帰。BF6経て古巣へ

splinter-cell-remake-conceptart_251203

『スプリンターセル』リメイク(Splinter Cell Remake)のゲームディレクターとして、David Grivel氏がUbisoft Torontoへ復帰しました。2022年の離任後、他スタジオを経て約3年ぶりに同職へ戻ることになります。

スポンサーリンク

11年在籍後に離任、3年を経て復帰

David Grivel氏は、2021年に『スプリンターセル』リメイクが発表された際、最初のゲームディレクターに就任した人物です。しかし2022年に「新たな冒険へ向かう」としてUbisoftを退職。その後は『Battlefield 6』の開発を行うRidgeline Gamesや、NetEase傘下のWorlds Untoldなどに所属しました。Ridgeline Gamesは2024年初頭に閉鎖され、Worlds Untoldも資金打ち切りにより運営を休止しており、今回再び古巣へ戻る形となりました。

自身のLinkedInでGrivel氏は、「今日、Ubisoft Torontoに『スプリンターセル』リメイクのゲームディレクターとして復帰することを発表でき、とても、とても嬉しいです」と投稿。「私にとって非常に特別なチームであり、プロジェクトです」とコメントしています。同氏は最初の在籍時にも11年間勤務しており、『Far Cry 6』や『Assassin’s Creed Unity』などに携わってきました。

2021年発表以降、具体的な続報は乏しいまま

本作は2021年12月の発表時、独自エンジン「Snowdrop」を用いたフルリメイクであること、オープンワールドではなくリニア(一本道)な構成になることが明かされました。また、その後の求人情報では、ストーリーを「現代の観客向けに更新する」方針も示されています。

しかし、2022年にコンセプトアートが公開されて以降、ゲーム内容に踏み込んだ公式情報はほとんど出ていません。一方で、Netflixアニメ『Splinter Cell: Deathwatch』のシーズン2制作が決定するなど、IPとしての展開は続いていますが、ゲーム本編の発売時期などは依然として明らかになっていません。

今回のディレクター復帰が、即座に新情報の公開につながるかは不透明です。引き続き公式発表を待つ形となります。

出典

タイトルとURLをコピーしました