SIEは10月8日、次世代PSの正式名称を「プレイステーション5」に決定したと発表。あわせて、2020年の年末商戦期に発売予定と明らかにしました。
- PS5の新しいコントローラーには、従来振動機能を刷新したハプティック技術を採用。これまで以上に多彩な反応を感じることが可能。例えば、レース中に車が壁にぶつかる感覚と、フットボールで相手にタックルする時の感覚では全く違うものになる。さらに、草原を駆け抜け、泥の中を這う感覚さえも味わえる。
- L2・R2ボタンにアダプティブトリガーを採用。プレイヤーが取るアクションに合わせてトリガーの抵抗力をプログラムすることが可能に。ハプティック技術との組み合わせによって、従来以上に多彩なアクションをよりリアルに再現できる。例えば、弓を引き絞る感覚や、ゴツゴツした岩場でオフロード車を一気に加速させる感覚がより鮮明に再現可能。
- PS4互換性実現に向けた設計。PS VR対応。
- 物理メディアはUltra HD Blu-ray。ゲームディスクとしての容量は100GB。
- CPU: x86-64-AMD Ryzen™ “Zen2″, 8 cores/16 threads
GPU: AMD Radeon™ RDNA (Radeon DNA) -based graphics engine
3Dオーディオ処理専用ユニット
ゲームにおいて最大8K解像度出力まで対応
以下、追加情報
- ハプティック技術では、雨がしとしと降っている様子や、ひょうが降っている様子などを、コントローラーの触覚を通じてフィードバックされる。
- アダプティブトリガーを活用することで、例えば、最初は抵抗が強かった弓の弦が主人公のレベルアップによって抵抗をあまり感じなくなり、筋力の向上を実感できるような設計も可能。
- PS4互換性実現については、「現在、開発チームが完全な互換が担保できるのか全力をあげて検証中。続報をお待ち下さい」とのこと。
- 専用ユニットを搭載する3Dオーディオの効果を最大限に感じられる環境はヘッドフォン。ただし、TVのスピーカーであっても360度から音に包まれるような臨場感が味わえる。
- 市販のUltra HD Blu-rayの映像ソフトが再生できるか否かは今後の発表待ち。
- 新コントローラーのUSB端子は“USB Type-C”。
- ホーム画面などのUIについて「PS4では、友だちがプレイしているゲームはわかりましたが、いっしょにマルチプレイに参加するには、実際にゲームを立ち上げて、どんなミッションをプレイしているかをゲーム内で確認する必要がありました。PS5では、そもそもゲームの起動が非常に早くなっていますが、ホーム画面から友だちがゲームのどういう部分をプレイしているかがわかり、マルチプレイにスムーズに参加できるように、画面の遷移などが少なくなります。また、シングルプレイのゲームも起動前に、これから挑む部分などがわかって、快適に遊べるようになる予定です」
「プレイステーション 5」 2020年の年末商戦期に発売
今年4月に「プレイステーション」の次世代機について初めて情報をお届けして以来、ユーザーの皆さんからは、「ゲームはこの先どのような進化を遂げるのか」ということについて、ご期待や熱心なご意見を多く寄せていただきました。そんな