スクウェア・エニックスが2023年冬に発売を予定しているPS5用ソフト『ファイナルファンタジーVII リバース』の開発者インタビューが公開されました。
『ファイナルファンタジーVII リバース』開発者インタビューより
- (『リメイク2』ではなく『リバース』なのは?)リメイクとリバース、どちらも“新しく再生する”という、ある種同じ意味を持っている。また『リメイク2』にした場合、3/4/5…と続きそうに見えるし、『1』あってこその『2』という印象になる。『FF7リバース』だけでも十分楽しめる内容になっているという意味も込めた。
- 『FF7リバース』の発表が遅れたのは、二部作にするか三部作にするかを迷っていたため。
- 通常『FF』シリーズの場合、1作を作り終えるとコアメンバーだけを残し、それ以外の多くのスタッフは他チームへと異動する。しかし、『FF7リメイク』プロジェクトは最初から分作が決まっていたため、同チームがチームワークやノウハウ、勢いを保ったまま続編に取りかかれたため、非常に開発速度が速い。ただ物量が多いため余裕はなく常にフル稼働。なお、基本部分は完成しており、現在は量産段階といった感じ。開発順調。
- プロットやシナリオなどは既に3作目に取り掛かっている。
- 『リメイク』で原作ファンが納得できるミッドガルを作り上げたように、『リバース』でも原作ファンが抱くイメージを壊さないよう配慮して開発。そのためボリュームが凄い。
- 「三部作で描ききれるのか」「ダイジェストになるのでは?」という不安の声が聞こえるが、ダイジェストになることはない。
- オープンワールドなのか否かについては次回の情報公開で。
- 『FF7リメイク』の大まかなシステムを踏襲。
- トレーラーでクラウドとセフィロスが歩いているシーンはクラウドによる回想シーン。
- メインキャラの3Dモデルは変更なし。ただし、ユフィのモデルは『FF7リメイク インターグレード』から手を入れるなど、一部キャラは調整。
- ストーリーの軸は変更なし。原作と違う新たな謎に関しては原作プレイヤーも新鮮に楽しめる。いかに新しい謎を入れつつもオリジナルからずれないようにするか…というのを本プロジェクトの課題として取り組んできた。
- ゲーム進行に関しては一部変更あり。プレイ中に「あれ削られた?」と思った場合は、三部作として少し構成が変化したから。訪れる順番が変化している場所はあるが、基本的に削除は行わない方針。
- PS5専用にした理由は、グラフィックスの質はもちろん、SSDへのアクセス速度がある。ミッドガル脱出後は広大な世界を冒険するため、ローディングストレスという部分が非常にネックになる。その点をクリアして快適に世界を巡るためにはPS5のスペックが必要だと感じた。
情報元:4Gamer.net / 電撃オンライン / ファミ通.com / Gamer