カプコンの『モンスターハンター ワイルズ』について、最新の大型パッチをデータマインしたプレイヤーたちがNintendo Switch 2のローカルマルチプレイを示すとみられるチュートリアル画像を発見したと、VGCやGamingBoltなど複数の海外メディアが2026年2月19日に報じました。この画像はアップデートファイルに含まれていたとされますが、カプコンは本稿執筆時点でSwitch 2版を公式に発表していません。
パッチから見つかった画像と消えたテキスト
各メディアの報道によると、今回のデータマインで見つかったのは、Switch 2でのローカル通信プレイを案内するチュートリアル画像です。アップデートファイルに含まれていたとされるこの画像について、VGCはSwitch 2版の存在を示すこれまでで最も有力な証拠と伝えています。

一方、同じパッチでは以前のデータマインで発見されていたSwitch 2関連のテキスト文字列が削除されたことも判明しています。各報道が引用したReddit投稿(ユーザーLener30氏による)によると、ワイヤレス通信に関連する記述を含む以前の文字列が、このアップデートで取り除かれました。チュートリアル画像が新たに見つかった一方で旧データが削除されるという、相反する動きが同一パッチ内で起きた形です。
以前のデータマインで浮上していた情報
今回の発見に先立ち、2026年1月のPCアップデートからもSwitch 2版に関連する情報がデータマインで見つかっていました。VGCやNotebookCheckの過去の報道によると、このアップデートにはSwitch 2のワイヤレスマルチプレイに関連するテキスト文字列や、コンソールへの各種参照が含まれていたとされます。
さらに、未発表のSwitch 2版向けとされるグラフィックプリセットも確認されていました。GamingBoltによると、これらのプリセットはドック接続時に1080pで動作し、PC版の「Very Low」設定を上回る品質になる可能性を示唆するものだったとされます。ただし、これらの情報もデータマインによる非公式な発見であり、カプコンによる確認はありません。
カプコンのSwitch 2展開とモンハンシリーズの実績
カプコンはSwitch 2向けに多くのタイトルを展開しています。『ストリートファイター6』や『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』をすでにSwitch 2で発売しており、『バイオハザード』シリーズ各作品の移植や『バイオハザード レクイエム』、『PRAGMATA』、次期『ロックマン』シリーズ作品も発表済みです。
『バイオハザード レクイエム』のプロデューサーである熊澤正人氏は2025年9月のVGCインタビューで、Switch 2への移植体験について次のように語っています。
「Switch 2のハードウェアを受け取った際、我々にとって既存の開発バージョンをそのプラットフォームに持っていくプロセスがいかにスムーズだったか、良い意味で驚いた」 ——VGCインタビューより(筆者訳)
熊澤氏はあわせて、「自然な流れとして、このタイトルでは移植を待つ必要もなければ、メインゲームの発売後に別の移植プロジェクトを立ち上げる必要もないと感じた。このハードウェアにすぐにメインゲームを持っていける」とも述べています。なお、この発言は『バイオハザード レクイエム』の開発経験に基づくものであり、『モンスターハンター ワイルズ』に直接言及したものではありません。
モンスターハンターシリーズは任天堂ハードウェアとの結びつきが強いシリーズでもあります。前作『モンスターハンターライズ』は2021年3月にNintendo Switchで先行発売され、カプコンの公式データによると累計1,820万本を記録しています。『モンスターハンター ワイルズ』自体もPS5・Xbox Series X|S・PCで累計1,100万本を突破しており、シリーズ全体の累計販売数は2024年3月31日時点で1億本に達しています。
※本記事は複数の海外メディアの報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています。 ※本情報はデータマインによる非公式な発見に基づくものであり、カプコンは本稿執筆時点でSwitch 2版を公式に発表していません。




