九条一馬氏『絶体絶命都市4 Plus』延期の理由を具体的に明かす。『絶体絶命都市4』発売中止の理由にも改めて言及

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当初予定の10月25日から11月22日へ、約1ヶ月の延期が決定した『絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-』。プレスリリースでは「さらなるクオリティ向上のため」と説明されていた延期理由について、グランゼーラ九条一馬氏が具体的に明かしました。

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一部エリアの完成度が極端に低かった

本作のゲームデザインとディレクターを担当する九条一馬氏は、発売を延期した理由について「どうしても取り除きたい不具合があった」こと、そして最大の原因として「特定のエリアの作りがまだ荒かったこと」と説明。一部に極端に完成度の低いエリアが存在しており、それらの品質向上が主な目的だったようです。九条氏は「大きく手を入れるというより、さらにやすりを掛けて手触りを良くし、いつもどおりの品質にするという形。そのために1ヶ月ほしかった」と述べています。

PS3『絶体絶命都市4』発売中止について言及

2011年にPS3用ソフトとして発売される予定だった『絶体絶命都市4』について、九条一馬氏が改めて言及。改めてというのは、九条氏は当時、自身のTwitterを通じて『絶体絶命都市4』発売中止について以下のように語っているからです。

そしてファミ通の取材に対して語られた内容は次のとおりです。

  • 「4が発売中止になったのは、震災はまったく関係ないというと嘘になるが、基本的にあまり関係ない。開発が難航していたことが根本の原因」
  • 「メーカーが悪いのではなく発売中止を経営者に切り出したのは自分。中止を提案と同時に自分の責任で復活させる道を考え始めていた」
  • 「権利を譲渡してくださったアイレムはもちろん、このゲームを待っていてくださった皆さん、関わってくださった全てに感謝している」
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