『FF7リメイク』完結編は「より簡潔に感じられる」内容に。浜口D、リバースへの不満に応答

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『ファイナルファンタジーVII リメイク』三部作の完結編が、「より簡潔に感じられる」内容を目指して開発されていることが分かりました。ディレクターの浜口直樹氏が海外メディアのインタビューで明かしたもので、前作『ファイナルファンタジーVII リバース』の一部セクションが長いとの指摘についても、自身の見解を述べています。

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浜口氏、「必要以上に長かったとは思わない」と見解

浜口氏はScreen Rantとのインタビューの中で、一部プレイヤーから「コスタデルソル」などのセクションが長く引き延ばされているとの不満があることについて尋ねられ「特定のセクションの時間管理について、正直なところ必要以上に長かったとは思いません」と述べました。

その上で、プレイヤーが長いと感じる理由について、「最近のプレイヤーは、やることが多すぎ、プレイするものも多すぎるため、何かを素早く終わらせなければならないという衝動に駆られることが多いと感じています」と分析。現代のプレイヤーを取り巻く環境が、ゲームの受け止め方に影響を与えているとの見方を示しました。

海外ファンからは多様な反応。「時間が有効に使われていない」との声も

この発言に対し、海外のファンコミュニティからは様々な反応が寄せられています。

海外掲示板Redditでは、「問題は時間がないことではなく、その時間が有効に使われていないと感じることだ」という意見のほか、チャドリーとの頻繁な通信やコスタデルソルといった一部エリアの探索などが「退屈な水増し(Bloat)」だとする具体的な批判コメントが見られました。

一方で、リバースに収録されている全てのサイドコンテンツが不評というわけではなく、カードゲーム「クイーンズブラッド」や、一部のキャラクタークエストは多くのプレイヤーから高く評価されている事実もあります。

完結編は「より簡潔に感じられるように」、フィードバックを反映

浜口氏は、リバースが長すぎるという主張には同意していないものの、こうしたフィードバックが三部作の完結編に反映されていることを明らかにしました。

次回作について、「三部作の完結編に取り組むにあたり、物語の展開の仕方や、その配分のバランスを取ることで、ゲームがもう少し簡潔に感じられるようにしている」と発言。この「簡潔に感じられる」は、プレイヤーの体感として無駄な時間がなく、密度の濃い体験を目指すものと見られます。

出典

【更新履歴】

  • 2025年10月21日13時17分:浜口氏の発言のニュアンスをより正確に反映するため、記事を一部修正しました。
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