日本ファルコムの近藤社長が『東亰ザナドゥ』のフランチャイズ化を前向きに検討していることが明らかとなりました。以下、6月12日に開催された「日本ファルコム株式会社2018年9月期第2四半期決算説明会」における近藤社長の発言を一部ご紹介します。
日本ファルコム決算説明会より
- 『東亰ザナドゥ』は完全な新規IPとして立ち上げたタイトル。まだ1作だけだが、非常に好評だったので、フランチャイズ化して今後の基幹タイトルの1つとして立ち上げていきたいと考えている。
- 『軌跡』シリーズ全体で累計350万本を突破。そのうち、最新シリーズ『閃の軌跡』シリーズは3作で累計販売本数130万本に達しており、今最も勢いのあるタイトル。
- 『イース』シリーズは、『ファイナルファンタジー』と同じく30周年を迎えており、欧米アジア各国で展開している代表作。最新作『イースVIII』をはじめ、ロングセラーのタイトルが多く、10年前に発売したタイトルも未だに北米で20~30万本以上売れたり、リピートが長期間続くという傾向がある。
- 日本ファルコムの社員数は50人強の少数精鋭。大手企業の場合、80人~100人以上の人員が2年以上をかけて1つのタイトルを作り上げるのが近年のゲーム制作の規模であり、これは海外だともっと大きくなる。そういった中、確実に1年に1本のペースで新作RPGを発売するということを、スタッフを含めた会社全員で50人強の人数で続けており、その効率的な経営による高い利益率が弊社の強み。
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