『紅の砂漠』を韓国首相はなぜ“K-contentの新章”と語ったのか。500万本突破、自社技術、韓国的要素から読む

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韓国首相キム・ミンソク氏が、Pearl Abyssのオープンワールドアクションアドベンチャー『紅の砂漠』について、「K-contentの新章を開いた」と述べた。IGNは、同作が1カ月未満で500万本を販売し、韓国コンソールゲーム史上最速で同規模に到達したと報じている。

キム・ミンソク氏の発言は、『紅の砂漠』のヒットを祝うだけのものではない。Crimson Desert公式Xも、同作が全世界で500万本を突破したと発表している。

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500万本突破だけではない、首相発言の中身

IGNによると、キム・ミンソク氏は『紅の砂漠』の成功を祝福し、Pearl Abyssが外部エンジンではなく自社技術でゲーム世界を作り上げた点や、写実的なグラフィックに触れている。テコンドーや韓国料理といった韓国的要素、開発側の積極的なコミュニケーションにも言及している。

同氏はさらに、『紅の砂漠』が「K-content」の新章を開いたと述べ、コンソールを含む多様なプラットフォームへ広がる重要な転換点だと位置づけている。Inven Globalも、キム・ミンソク氏の発言として、自社技術、韓国的要素、K-contentへの言及を伝えている。

首相発言の中で『紅の砂漠』の成功は、販売本数だけでなく、自社技術や韓国的要素、コンソール展開と並べて語られている。

首相が触れた「自社技術」とBlackSpace Engine

Pearl Abyssの自社技術については、公式サイトでBlackSpace Engineに関する説明が掲載されている。同社はGDCで『紅の砂漠』のリアリティを高める「BlackSpace」エンジンを発表しており、その内容が公式ページにまとめられている。

公式ページでは、自然になびく髪や風にはためく服、水の流れ、霧の表現、昼夜に応じたライティングなど、BlackSpace Engineの表現要素が紹介されている。首相発言にある「自社技術で作られたゲーム世界」は、Pearl Abyss側の技術説明とも重なる部分だ。

“K-content”として語られた理由

「K-contentの新章」という言葉とともに、キム・ミンソク氏はテコンドーや韓国料理といった韓国的要素に触れている。IGNが紹介した同氏の発言では、自社技術で作られたゲーム世界や写実的なグラフィックにも言及されている。

500万本突破は『紅の砂漠』にとって大きな実績だが、首相発言が触れているのはそこだけではない。Pearl Abyssの技術、作品内の韓国的要素、コンソールを含むプラットフォーム展開まで含めて語られている。IGNは『Stellar Blade』や『Lies of P』にも触れているが、話の中心にあるのは『紅の砂漠』だ。

同氏は、政府が責任を持って積極的に支援するとも述べている。ただし、具体的な支援策まで示されたわけではない。今回の発言で『紅の砂漠』は、販売本数の話にとどまらず、技術や韓国的要素まで含めてK-contentと結びつけられている。

出典

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