龍が如くスタジオ代表の横山昌義氏は2026年2月10日の公式配信「龍スタTV」第47回において、『龍が如く極3』を区切りに”極”の路線は終わるとの考えを示しました。あわせて、『龍が如く9』のようなものではなく「別ラインの新しいシリーズ」が始まる可能性にも触れています。この発言はNintendo LifeやPush Squareなど複数の海外メディアでも報じられました。
「極3をラストに極はなくなる」――正式発表ではなく現時点での見通し
横山氏は配信の中で、極シリーズの今後について次のように述べました。
「今作っているゲーム。発表済みのものもありますけれど、これから作っていくものも含めて、『龍が如く極3』をラストに、『極』はなくなると思います。『極』シリーズじゃなくなっていくと思っています」 ——龍スタTV 第47回(2026年2月10日配信)より
この発言には「思います」という表現が繰り返し含まれており、正式な発表ではなく現時点での見通しとして語られたものです。極シリーズの終了を正式に宣言した形ではありません。
横山氏はこの方針について「『龍が如く極3』をプレイしてもらえれば分かるかもしれない」とも付け加えました。こちらも「かもしれない」という含みを残した表現で、『極3』の内容が今後の方向転換と関連していることを示唆しつつ、明確な説明は避けた格好です。
示唆された「別ラインの新シリーズ」
極シリーズ終了後の展開について、横山氏はさらに踏み込んでいます。
「違うシリーズが始まると思っているし、それは『龍が如く9』とかじゃなくてね。違う意味でまた別のラインの新しいシリーズが始まるのかなと」 ——龍スタTV 第47回(2026年2月10日配信)より
ここで注目されるのは、『龍が如く9』のようなものではないと明言している点です。「違う意味で」「別のライン」という表現は、既存のシリーズ構成とは異なる路線を想定していることをうかがわせます。ただし「始まるのかなと」という言い回しからも分かるとおり、具体的な内容や時期は明かされていません。
この発言を踏まえると、『龍が如く4』『龍が如く5』『龍が如く6』が「極」としてリメイクされる可能性は低くなったとも考えられます。ただし、横山氏がこれらのタイトルのリメイクについて直接言及したわけではありません。
「極」シリーズ10年の歩みと以前からの伏線
「極」の名を冠するリメイクシリーズは、2016年発売の『龍が如く極』から始まりました。2005年に発売された初代『龍が如く』をフルリメイクした同作に続き、2017年には『龍が如く極2』が発売されています。2026年2月12日発売の『龍が如く極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』は、2009年の『龍が如く3』をリメイクした作品で、対応機種はPlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、PC(Steam)です。
横山氏は今回の配信より前にも、『極3』に関する含みのある発言を残していました。2025年11月に開催された20周年記念展「冠婚葬祭展」のインタビューでは、Game Watchに対し「『龍が如く極3』をただのリメイク作品だと思っているなら大間違い」「今後のシリーズの方向性を指し示すすごいヒントが隠されている」と語っています。当時は「極シリーズの終了」や「別ラインの新シリーズ」といった具体的な言及には至っていませんでした。今回の配信での発言は、その時点での示唆をより明確な形で言語化したものといえます。
龍が如くスタジオは現在、シリーズとは別の完全新作IP『STRANGER THAN HEAVEN』の開発にも取り組んでいます。
※本記事は龍スタTV第47回(2026年2月10日配信)での横山昌義氏の発言をもとに、関連情報を加えて再構成しています。発言のニュアンスは未確定表現を維持して記述しています。
出典
- 龍が如くスタジオ公式:龍スタTV 第47回(YouTube)
- Nintendo Life:Yakuza Kiwami 3 Will Be The Last Kiwami Game, Says RGG Studio Head
- Game Watch:「龍が如く 冠婚葬祭展」横山昌義氏インタビュー。「シリーズの今後は『極3/3外伝』にヒントがある」





