『零 ~紅い蝶~ REMAKE』射影機バトルの核は継承、自由カメラや新エンディングで進化——開発陣インタビュー

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PS5『零 ~紅い蝶~ REMAKE』について、ディレクターの中島秀彦氏と柴田誠氏がPlayStation.Blogのインタビューで開発方針を語りました。射影機の核である「怖いものをしっかり見て、撮影して倒す」という体験は変わらず、カメラ操作や新機能で遊びやすくなっています。発売日は2026年3月12日、対応ハードはPS5/Xbox Series/Switch 2/PCです。

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射影機の核は「撮影して倒す」体験

本作で継承される核心について、中島氏は「”射影機で撮影して戦う・探索する”という体験」だと説明しています。バトルでは機能追加やルール変更を行っているものの、「怖いものをしっかり見て、撮影して倒す」という根幹は変わっていないとのこと。

同氏はあわせて、見て撮影するシンプルな操作はそのままに、怨霊の攻撃を待つだけでなく撮影テクニックを活かして積極的に戦えるよう拡張したと述べています。探索でも「射影機を使って周囲を見回したくなる・撮影したくなる」ようになっているといいます。

自由カメラと新機能で操作性を刷新

操作面でも変更が加えられました。中島氏によると、オリジナル版では固定されたカメラの視界でキャラクターを操作する方式でした。本作ではプレイヤーキャラクターに近いカメラで自由に見回し、皆神村の中を移動できます。

「操作しやすく、遊びやすくなるような改善をしております。オリジナル版では、固定されたカメラの視界でプレイヤーキャラクターを操作していましたが、今回はプレイヤーキャラクターに近いカメラで自由に見まわし、自由に皆神村のなかを移動することができます」 ——中島秀彦氏(PlayStation.Blog)

カメラがキャラクターに近くなったことで没入感が高まり、ゲーム内容もそれに合わせて再構成されているとしています。公式サイトでは「グラフィックやサウンドのみならず、ゲームシステムや操作性まで全面的に刷新」と説明されています。

射影機には「ピント」「ズーム」「フィルター」という新要素も導入されました。中島氏はこれについて、より「カメラ」というガジェットで遊ぶような体験ができるようにしたと話しています。フィルターを切り替えると攻撃性能が変化します。

霊力システムの導入

新たに「霊力システム」が追加されています。柴田氏の説明によると、霊力は戦闘中に走ったり霊から攻撃を受けたりすると減少し、霊と接触するだけでも減ってしまうといいます。霊力がなくなると主人公は倒れ、霊が覆いかぶさってくる危機的状況に陥ります。回復には繭と手を繋ぐ方法やアイテムの使用が用意されています。

物理挙動や背景とのインタラクションも導入されており、プレイヤーキャラクターの移動で背景オブジェクトに触れると崩れたり揺れたりするようになりました。中島氏は「霊が触れ、動くこともあるかもしれません」と話しました。

PS5機能の活用と追加コンテンツ

PS5の機能も活用されています。柴田氏によると、ホラーゲームでは緊張感が途切れないことが重要であり、SSDでの高速なデータロードが怖さの維持に効果を発揮しているといいます。

サウンド面では7.1.4chの3Dオーディオを採用。霊の位置を実感できるほか、ざわめく木々や低く流れる風の音など、皆神村の独特の雰囲気も表現されています。

追加コンテンツについて中島氏は、サイドストーリーや新エリアを追加してさらに深く掘り下げていると説明しています。原作のエンディングに加えて特別なエンディングが追加されており、追加エンディングでは天野月氏による書き下ろし楽曲「うつし絵」が使用されているとのことです。

出典

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