『大逆転裁判』巧Dと小嶋Pのインタビューより判明した情報まとめ

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ファミ通.comにて『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』開発者インタビュー完全版が公開されたので、そこから判明した情報を掻い摘んでご紹介します。

  • 明治の日本では、弁護士という職業自体が確立されていなかった。そのため、世界の最先端であるイギリスに司法を学ぶ留学生を送り出していたという設定となっており、メインの舞台は倫敦(ロンドン)となる。
  • 日本は、龍ノ介が弁護士を目指すきっかけを描く舞台。
  • プロローグでは、龍ノ介がイギリスへ向かうことになる、とある事件が起こる。
  • 寿沙都は法務助士として龍ノ介と共に渡英する。
  • 本作におけるシャーロック・ホームズは、実際のホームズとのギャップを描くというコンセプトでシナリオを書いている。
  • ホームズは名声に興味はなく、あくまで自分のために真実を知りたいだけ。彼はすべてを超越しており、自分でいろいろな操作用の装置を作ったりしていたのではないかと、想像の翼を広げて好き勝手に描いている。
  • ホームズは、”愛すべき少年”的なところがあって、一緒に暮らすアイリスに、うまく転がされている。
  • アイリス・ワトソンは、書きながら想像を膨らませていった結果、こういう形(8歳の天才文学少女)になった。ホームズの同居人であり、ストランド・マガジンでホームズの小説を連載しているのも彼女。
  • 本作では、ガス灯や馬車など、19世紀ロンドンの世界観を反映した事件を考えている。現代人から見れば「この頃はこんなことがあったのか」と豆知識が得られるような楽しさもあると思う。
  • 新システム「共同推理」とは、天才的なひらめきのあまり真実の向こう側まで行ってしまうホームズの推理を、龍ノ介がツッコミを入れることで、きちんと真実に着地させてあげようというもの。
    巧氏「成歩堂家がツッコミ体質になったのは、ホームズのせいかもしれませんね(笑)」
  • 巧氏:ホームズのような人物が好きだから扱いやすいが、真相とまったく違う方向の発言や推理から、それを繋げて正しい結論を導き出す話を考えるのは難易度が高い。
  • 巧氏:中学生の頃からホームズの小説が大好きで、原作へのリスペクトは絶大。オリジナルのイメージを壊さないように崩すという、さじ加減には気を遣っている。
  • 龍ノ介とホームズはずっと一緒に行動するわけではない。ホームズは気分屋なので、興味のある時だけ顔を出す感じ。
  • この時点において龍ノ介は一人前の弁護士ではない。物語の中で少しずつ経験を積み成長していく彼の姿を描くことが本作のテーマ。あるとき弁護士としての何かを掴む瞬間が訪れるところも見所。
  • シナリオはひと通り書き上がっている。
  • キャラクターも背景も3Dで制作し、背景も2パターン用意した。奥行きを使った演出もシリーズ初の試み。
  • キャラの動きが滑らか。
  • ホームズの動きはまるで指揮者のよう。これは、ホームズが推理世界を支配するイメージ。
  • 日本の法廷でも裁判が行われるので、しっかりと作っている。
  • 従来シリーズとは違う展開。
  • 近く動画も公開する。

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 ・ファミ通

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