スクウェア・エニックスHD、Luminous Productions 事業方針転換による特別損失37億円を計上。今後は「大規模高品質ゲームの開発に集中」

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スクウェア・エニックス ホールディングスは11月7日、平成31年3月期第2四半期において37億円の特別損失を計上したと発表しました。

同社は、完全子会社である Luminous Productions の事業方針を抜本的に見直し、「大規模高品質ゲームの開発に集中する」方向へシフトすることを決定。これに伴い、Luminous Productions が開発中だったゲームタイトルに係るコンテンツ制作勘定の処分や無形資産の減損損失等が発生し、37億3,300万円の特別損失を計上することになったとのことです。

Luminous Productionsは、田畑端氏がCOO兼スタジオヘッドを務める2018年3月に発足されたばかりの新しい開発スタジオです。田畑氏が開発を指揮した『ファイナルファンタジーXV』のスタッフを中心に構成されており、「新たなAAAタイトルの創出とゲームを主軸とした新しいエンタテインメント・コンテンツを世界に発進すること」を目的として掲げています。Luminous Productionsの発足当時、同スタジオが手掛ける新プロジェクトを2018年内に発表予定とのアナウンスがありましたが、今回の方針転換によって見通しが不明になりました。

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