小島監督『デス・ストランディング』について「当初の計画からは少しずれているものの大きくは遅れていない」と進捗を報告

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小島秀夫監督がJ-WAVEの番組「TRUME TIME AND TIDE」に出演。ナビゲーターである市川紗椰さんとの対談の中で、現在手掛けている新作ゲーム『デス・ストランディング』の開発進行度合いについて次のように話しました。

最初から終わりまでのストーリーやデザインがあるなか、オープンワールドのゲームなので、それを組み上げている状態で、まだ調整段階というレベルではありません。現在は毎日コントローラーを握りながら「ここはこうしよう」「ここの演出を変えよう」とやっているところです。

計画した発売日より遅れるスタジオが多いなか、『DEATH STRANDING』は当初の計画からは少しずれているものの、大きくは遅れていません。

また、発売日を守るためにやりたかったことを妥協することはあるか?と問われた小島監督は「少なからずある」と回答。期限がないとずっと作り続けてしまうという小島監督は「納期があるからこそ目標を立てて、優先順位をつけて作ることが可能になる」「納期があるから頑張れるし、そこまでにできることをやっています」と納期の重要性を説明しました。そして最後に「ただ、自分の合格ラインを下回るときは出せないです」と付け加えています。

さらに、ゲーム制作において最も大事にしていることは何か?という質問に対しては次のように語っています。

グラフィック、サウンド、演出、ゲームプレイのクオリティなども当然重要ですが、最初に企画したときは僕の中にしか見えないんです。だから、プレゼンをしても、新しいゲームはほとんど理解されない。そのなかでいちばん大切なのは、僕の中にしか見えないモノが実際に表現されているかどうか。かたちのないものを作ることは、見たこともないものを作ることなので、右か左かの選択を間違えると違うゲームになってしまいます。新しいゲームはそのリスクが高いです。

さらに、一般の人に新作ゲームのモニターをしてもらったときに、「やりたかったことがうまく表現できていないから、面白くなかった」のか「作りきったけど、そもそもゲーム性自体が面白くない」のか、そこの見極めが重要になると話します。

その見極めをしっかりしないと、お客さんに合わせて最初にやりたかったことをどんどん崩してしまう。お客さんがほしい要素を入れて、自分が最初に見たビジョンとは違うゲーム性のものを作ってしまうと、そのゲームが売れたとしても最初からそのモノ作りはなかったことになる。それは絶対に避けたいですね。

Source: J-WAVE NEWS