2025年6月、PlayStationの「State of Play」開催告知を、『ファイナルファンタジータクティクス』のディレクターである松野泰己氏がXでリツイートしました。これと同時期に、米Bloombergでゲーム業界情報に特化した著名記者であるJason Schreier氏が同作を称賛する投稿を突如行ったことから、SNS上ではリマスター再浮上の兆しとして注目されています。なお、これらの投稿に公式発表や関連情報は伴っておらず、現時点で新作などの動きは確認されていません。
関係者による投稿が注目を集める
松野泰己氏がState of Play関連ポストを共有
2025年6月初旬、松野泰己氏がX(旧Twitter)にて「State of Play」開催を知らせるPlayStation公式ポストをリツイートしました。ただし現在は取り消されています。

松野氏は1997年発売の『ファイナルファンタジータクティクス』のディレクターであり、このリツイートは一部ファンから注目されています。
ただし、松野氏自身はこの行動の意図や意味について具体的な言及は行っていません。
Jason Schreier氏の言及
同時期、Bloomberg記者のJason Schreier氏が、脈絡なく突如「FF Tactics is one of the greatest games ever!(FFタクティクスは史上最高のゲームのひとつだ)」と投稿しました。
I'm just saying, Final Fantasy Tactics is one of the greatest games ever made
— Jason Schreier (@jasonschreier.bsky.social) 2025年6月4日 2:30
この発言は個人的な見解として投稿されたものであり、報道内容や予告情報とは異なりますが、松野泰己氏の行動と関連付けられ、『ファイナルファンタジータクティクス』に動きがあるのでは?という推測がSNS上で広まっています。
背景にある過去の情報と企業動向
GeForce Nowリークで名前が確認された過去
2021年、NVIDIAのクラウドサービス「GeForce Now」のデータベースが流出した際、「Final Fantasy Tactics Remaster」というタイトルが含まれていたことが確認されています。
この情報は当時も未発表タイトルとして複数のメディアで報じられました。ただし現在に至るまで、正式な発表は行われていません。
スクウェア・エニックスの近年の動きとの関連性
スクウェア・エニックスは近年、『ライブアライブ』や『ロマンシング サガ』シリーズのリマスター/リメイクを複数展開しています。
これらの取り組みはターン制RPG作品を中心とした旧作の再活用方針として位置付けられており、『ファイナルファンタジータクティクス』も同様の対象となる可能性があると一部で見られています。