スクウェア・エニックスの野村哲也氏がファミ通のインタビューに応じ、現在制作を手掛けている『キングダムハーツIII』と『ファイナルファンタジーVII リメイク』の進捗などについて語りました。その一部が明らかとなっています。
野村哲也氏インタビュー情報
『キングダムハーツ』15周年、『ファイナルファンタジーVII』20周年、『ファイナルファンタジー』シリーズ30周年と、複数のタイトルが大きな節目を迎える2017年の動向について問われ、1月の『キングダムハーツHD2.8』リリース、2月の「さっぽろ雪まつり」へのFF7巨大雪像出展、3月の『KH1.5+2.5』リリース&「KHオーケストラワールドツアー」といった情報の再告知、加えてディズニーイベント「D23」で何かできるかもしれないとコメント。
『KH2.8』と『KH1.5+2.5』の全部入りパッケージ発売は予定なし。ただし、両ソフトを収納できるボックスは準備しており、おそらくe-STOREの特典になるだろうとのこと。
気になる『キングダムハーツIII』と『ファイナルファンタジーVIIリメイク』の進捗については、共にまだまだ時間がかかる模様。『キングダムハーツIII』は、まだ手付かずのワールドもあり開発状況は“まだまだ”と発言。未発表ワールドの方が制作が進んでいるため、見せるに見せられないというジレンマも吐露しています。
一方の『ファイナルファンタジーVII』も、制作は着実に進めてはいるものの、『KH3』同様もう少し待たせることになると説明。野村氏は「両タイトルともに待たせてしまう分、期待に応えられる作品に仕上げる」としています。
また、今年はどこかのイベントに合わせて進捗を見せたいともコメント。「発売自体はまだ先になるが、今年発売のタイトルも多いし、サプライズを待ってもらえれば…」と述べています。