スクウェア・エニックスが開発を進めている『ファイナルファンタジーXV』の様々な新情報が、本日放送の「田畑Dアクティブタイムレポート」より明らかとなったので、ご紹介します。
実機ウォークスルーより
- 動画では、敵の配置やイベントなどは全て除いてある。
- 車で旅する中で、疲れたらガソリンスタンドなどに止まって食事したり、情報を集めたりする。
- マップは本当に広いから覚悟したほうがいい。体験版「エピソードダスカ」ではダスカ地方のみ収録しているが、車を使っても横断には1時間以上かかる。そんなダスカ地方も、全体マップから見れば10分の1程度でしかない。
- マップは見えている場所へは全て行くことができ、実際に歩き回れる。
- 移動モーションは、その場所に応じて挙動が変化する。
- キャラクターたちがこの世界に存在していることを、いかにしっかり見せるか表現するかを「接地感チーム」という専用チームを組んで取り組んでいる。
- 野生動物に近づきすぎると危険。映像で湖の近くにいる巨大な動物「ガルラ」にも、近づき過ぎると襲ってくる。ガルラはかなり強い。アダマンタイマイに次ぐくらいの強さ。全長20m弱ある。ブラキオサウルスより大きくしろと注文した。
- 森の中の小屋にもNPCが住んでいたりする。また、猫や犬といった動物(アニマル)も登場する。
- 山をリアルに表現するために、実際に登山したというエピソードも紹介。登山がどれだけ辛かったかを接地感チームに伝えてゲームに活かしている。ロケハンの映像がたくさんあるから公開するかも。
- 夜になるとナーガやゴブリンといったモンスターが洞窟から出てきて危険。
- 仲間たちは状況に応じて時々ボイスを発する。
- チョコボも登場する。
- 海や河、湖では魚釣りが楽しめる。バンバン釣れる。
開発について
- これまで『FF15』はPS3ベースのエボニーエンジンで作成してきたが、現在は、次世代機向けのゲームエンジン「ルミナススタジオ」と融合した「新生ルミナススタジオ」を使って制作している。
- エボニーから「新生ルミナス」への移行の進捗状況は80%。
- 「新生ルミナス」は、もともとの『FF15』開発チームと、テクノロジー推進部の「ルミナス」を作っていたメンバーが合流して一緒に作っている。ビジュアルワークスも合流している。
- 「新生ルミナス」の現バージョンは1.4。『FF15』体験版リリース時にはバージョン1.5となり、エボニーとの統合も完全に終わったものになる。
- ハイエンドPCで制作したものをPS4とXboxOneにパラレルに落としこむため、どちらかの性能にあわせてダウンジングするのではなく、各ハードに最大限の最適化を行ったものとなる。
- 結構なオブジェクトや地形に対して破壊が行える。派手な魔法を発動するとスゴイことが(常識の範囲内で)スゴイことが起こる。
- 現在のルミナススタジオを使えば『FFV7アドベントチルドレン』以上の表現が可能。比較的簡単に超えられると、『FF7AC』を手掛けた野末武志氏がコメント。
- あらたなテックデモも公開予定。
田畑ディレクター Q&A
- 「押しっぱじゃなくて連打したらどうなるの?」
→連打すると普通のアクション操作として攻撃が出てコンボが繋がります。ちなみに、攻撃のタイミングをはかればカウンターやパリィなど特殊な攻撃が出ます。一方、押しっぱなしの場合には、敵の行動を先読みして展開を作る戦い方が可能になる。 - 「零式HDにダウンロード版あるの?もしあるならFF15体験版付いてくる?」
→もちろんです。 - 「あのUIは何?MP表示もないじゃん」
→戦闘中のUIは全般的に仮の状態で、体験版でβ段階に引き上げる。その時にはMPなども表示される。 - 「プレイ時間40時間…オレ不安です」
→ストーリーだけを最速で進めて40時間予定なので、ダンジョンなどを攻略すれば、余裕でもっとかかります。
その他
- ジャンプフェスタで大きな情報を出したい。スクエニブースのステージで「田畑Dアクティブタイムレポート」を行う。田畑Dにはまだ言っていないが、勝手に告知。