Pearl Abyssは、2026年3月20日に日本発売予定のPS5版『紅の砂漠』について、Geometry Shader OversubscriptionやNGG Cullingといった技術を活用して最適化を施したと、PlayStation.Blogのハンズオン記事で説明しています。PS5 ProではAIを用いて映像を高解像度に変換する技術PlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)のアップグレード版により、4K解像度を高フレームレートで実現するとのことです。同記事では序盤約4時間のプレイ体験に基づく戦闘システムやオープンワールドの探索要素も取り上げられています。
PS5の描画最適化——PS5 Proでの強化点も
Pearl Abyssは、広大なオープンワールドのディテールを維持するため、PS5版でGeometry Shader Oversubscription(GPUの形状処理能力を効率的に割り当てる技術)とNGG Culling(描画不要なポリゴンをGPU内で早期に除外して負荷を軽減する技術)を活用していると説明しています。大規模な環境で多数のオブジェクトを描画しながらも品質を維持する設計です。PS5本体のSSDは広大なワールドのストリーミングに活用され、PS5 ProではCPUの動作クロックを引き上げるHigh CPU Frequency Modeによってワールドの表示や移動をシームレスに処理する仕組みです。
PS5 Proではさらに、2026年2月27日に発表されたアップグレード版PSSRが適用され、4K解像度での高フレームレート実現が可能になります。光の反射や屈折を物理的にシミュレーションするレイトレーシング機能によって、照明効果がよりリアルかつ自然になるとも伝えられています。DualSenseコントローラーの対応も特徴のひとつで、パリィ成功時や強攻撃命中時にハプティクスで武器の衝突感が伝わり、弓を引く動作にはアダプティブトリガーによる抵抗感が加わります。
クラス不在の戦闘とスキル観察習得
『紅の砂漠』にはクラスやビルドの概念がなく、装備する武器によって戦闘スタイルが変化します。初期装備は剣と盾ですが、大剣、槍、斧など複数の武器種が用意されています。R1で素早い攻撃、R2で重い一撃を繰り出し、L1でブロック、タイミングを合わせればパリィも可能です。
スキルの習得にも独自の仕組みがあり、スキルツリーからの解放に加え、NPCや敵の動作を観察して新たな技を覚えることができます。PlayStation.Blogの記事では、序盤のボス戦で騎士がキック攻撃を繰り出した際、主人公クリフがその場で技を学び取り、以降の戦闘で使用できるようになった体験が報告されています。
浮島の領域「Abyss」と広がる探索
メインクエストを進めると、Pywelの上空に浮かぶ島々の領域「Abyss」に到達します。ここでは魔法と技術が融合した環境のなかで、物体を無重力化して操作する能力、重量物を持ち上げる力、そして高所から滑空できるグライダーを獲得します。これらの能力はパズルの解決や探索、戦闘にも活用可能です。
地上ではAbyss Artifactがストーリーの主要な原動力として機能し、キャラクターのアップグレードや新能力の解放にも使用されます。移動手段としてはD-Padの下ボタンで呼び出せる馬とグライダーがあり、登攀・滑空・水泳・走行にはスタミナゲージによる制限があります。序盤の舞台であるHernandの町周辺だけでも、4時間のプレイでは回りきれないほどの密度があったと記事では報告されています。
出典
- PlayStation.Blog:Crimson Desert hands-on report: four hours in the RPG’s massive open world
- PlayStation.Blog(日本語):『紅の砂漠』が2026年3月19日(木)に発売決定



