ゲームが完全デジタルになれば「いい影響しかない」――CC2松山洋氏、物理メディア縮小を強く肯定

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サイバーコネクトツー代表取締役の松山洋氏が、ゲームのパッケージ版を含む物理メディアが将来なくなり、完全なデジタル提供へ移行した場合の影響について、「いいことしかないと思います」と明言した。パッケージ版とダウンロード版では利益率が大きく異なるとして、製造・流通コストやゲームの大容量化、ユーザーの利便性などを理由にデジタル移行を強く肯定している。

松山氏はまず、パッケージ版を「薄利多売」と表現。物理版ではソニーや任天堂からディスクやゲームカードを仕入れる必要があり、さらに流通コストも発生する一方、ダウンロード販売ではそれらが不要になるとして、「はっきり言って、ダウンロード販売の方が爆発的に利益率が高いです」と説明した。

物理版が長く支持されてきた理由については、かつてゲームはカセットなどを購入するのが当たり前で、友人との貸し借りや中古売却もできたことから、文化として慣れ親しまれてきたと指摘。そのため「それがなくなるって言われると嫌だっていう反応が出るのはよくわかります」と理解を示す一方、「今となってはですよ。結局便利にはかなわないんですよ、お客様っていうのは」と語った。

松山氏は、まずケースの中にダウンロードコードだけが入った商品へ移っていく時期が来るだろうと予想している。フィギュアやサウンドトラックを付けた豪華版のような商品については、その後もコレクターやマニア向けに物理で販売されるだろうと話した。

一方で、大容量化したゲームを物理メディアへ収めることを求める考えについては、かなり強い言葉で否定した。松山氏は160GB、200GBを超えるゲームが存在する状況を例に挙げ、『グランド・セフト・オートVI』やBlu-ray Disc、ゲームカードの容量にも触れながら、大容量のゲームを複数枚のディスクなどで提供することになればユーザーに不便を強いるとして、「物理でディスクに入れてくれ、もっと不便にしてくれって頭いかれてんのかっていう」と語った。

その一方で自身にもパッケージがなくなることへの寂しさはあるとしつつ、スマートフォンのアプリが最初からダウンロード提供だったため「なぜパッケージで売らないんだ」と言われないことを例に、ゲームもやがて同じような存在になるとの考えを示した。

そして、完全デジタル化がサイバーコネクトツーの事業やゲーム作りにどのような影響を与えるのかという当初の質問には、改めて「いい影響しかない」と回答。「どんどん利益率が上がって、皆さんのボーナスも増えます。良かったですね」と、新入社員に向けた言葉で話を締めくくっている。

出典:松山洋氏Xアカウント

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