『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の最後のボス戦で流れるBGMは、当初、現在とは異なるテンポの良い明るめの曲だったという。シリーズプロデューサーの青沼英二氏が、1998年発売のNINTENDO 64版の開発当時を任天堂公式インタビューで振り返り、作曲家の近藤浩治氏とのやり取りを明かした。
青沼氏によると、当時の開発現場は毎日が時間との戦いだった。納期ぎりぎりになって、ようやく最後のボス戦の部分を完成させ、近藤氏にBGMを依頼したところ、届いたのは「なんだかテンポが良い、明るめな曲」だったという。
曲を聴いた青沼氏は「なんか・・・あれ・・・?」と違和感を覚えたものの、相手は近藤氏。非常に緊張しながら「本当にすいません。すごく良いんですけど、何かが違うんです」と伝えに行った。
すると近藤氏は「そっか。じゃあ変えるわ」とあっさり承諾。そして翌日には、現在の『時のオカリナ』で知られる曲が出てきたという。
そのあまりの早さに、青沼氏は「あれ、絶対最初から2つ用意してくれてたよね」と、今では笑い話にしているそうだ。





















