Nintendo Switch 2向けフルリメイク版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』では、移動を便利にするために新たなワープポイントが試験的に追加されたものの、最終的にすべて撤去されていたという。しかも、その追加を提案し、後に撤去を求めたのは、シリーズプロデューサーの青沼英二氏本人だった。
青沼氏が任天堂公式インタビューで明かしたところによると、きっかけは原作の移動を改善したいという思いだった。『ブレス オブ ザ ワイルド』には広大なフィールドを素早く移動するためのワープポイントが数多く用意されている。一方、NINTENDO 64版『時のオカリナ』では、普通に走るより回転アタックの方が少し速く、青沼氏は、移動を急ぐために平原をひたすらでんぐり返しで進んだプレイヤーも多かったのではないかと振り返る。
青沼氏もリメイクでは「これはなんとかしたい」と考え、原作にはないショートカット用のワープポイントを試しに追加してもらったという。
ところが、実際にそのワープポイントを使って遊んでみると、道中で「あれ、これは何だろう」と立ち止まる機会が減り、そこで得られるはずの新たな体験に気づけなくなってしまった。
青沼氏は、そうした寄り道や発見が『時のオカリナ』のゲーム構成にとって非常に重要だったと再認識。結局、自ら追加を提案したにもかかわらず、後からワープポイントをすべて外してもらったと笑いながら振り返っている。





















