『FF14』吉田直樹氏、『黄金のレガシー』のテンポの悪さを反省。「僕のディレクションとして良くなかった」次期拡張では文化描写をサイドクエストへ

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『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)のプロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹氏が、拡張パッケージ『黄金のレガシー』のストーリー進行について、自身のディレクション上の反省点を語った。

10月31日の「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2026 in 東京」終了後に行われたメディア合同インタビューで、吉田氏は次期拡張『白銀のワンダラー』の開発にあたり、『黄金のレガシー』から得た学びの中で最も重視している点を尋ねられ、「テンポ感」と回答した。

『黄金のレガシー』では、新しい土地や文化、人々との出会いを描くにあたり、特に序盤で価値観の違いなどを丁寧に伝えようとした。しかし、その結果としてクエストの進行が重くなり、ストーリーのペースが非常にゆっくりになってしまったという。吉田氏は、先へ進みたいプレイヤーの気持ちとかみ合わなかったことについて、「僕のディレクションとして良くなかったと反省しています」と述べた。

この反省を踏まえ、『白銀のワンダラー』では、土地の文化や人々の生活を知るための描写をできるだけサイドクエストに回し、興味のあるプレイヤーが後からじっくり楽しめる形を採用。メインストーリーについては、スピーディーでテンポのよい進行を重視している。

また、GAME Watchのインタビューでは、現代のゲーマーにとって時間が非常に貴重であることに触れ、物語がスピーディーかつテンポよく進まなければ、ヒットにつながりにくいという考えも示している。

吉田氏は2024年8月のEurogamerのインタビューでも、『黄金のレガシー』序盤のテンポへの批判を認識し、メインストーリーに組み込んだ要素の一部をサイドクエストに分散できたかもしれないと語っていた。当時は改善の可能性として挙げていた方法を、今回の『白銀のワンダラー』では実際の制作方針として説明した形だ。

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