『アナザーエデン ビギンズ』加藤正人氏「マルチエンディングは宿題ではない」。購入直後に全エンディングを見るプレイは「控えてほしい」

Another-Eden-Begins_260911

『アナザーエデン ビギンズ』には、10種類以上のマルチエンディングが用意されている。『アナザーエデン』シリーズでシナリオ・演出を手がける加藤正人氏は、発売直前特集のインタビューで、マルチエンディングについて「宿題ではない」と説明。購入してすぐにすべてのエンディングを見るような遊び方は控えてほしいとしつつ、好きなようにプレイした結果として迎えたエンディングを、ひとつの冒険として楽しんでほしいと語っている。

加藤氏によれば、一度エンディングを迎えたなら、そこでいったんゲームを終え、少し時間を置いてから別のエンディングを目指してほしいという。本を一冊読み終えたときのように、少し時間を置いてから、また別のエンディングを目指す。それくらいの距離感で遊ぶのが、いちばん楽しめるとのことだ。そのうえで加藤氏は、いずれはすべてのエンディングを堪能してほしい気持ちもあると話している。長い時間をかけて遊び、プレイするたびに新たな発見や自身の成長を感じてもらえれば嬉しいそうだ。

また、マルチエンディングのシナリオ制作を手がけた大川真奈実氏も、家庭用ゲームならではの魅力について言及している。ひとつのパッケージの中で完結した、ずっと変わらない世界だからこそ、プレイヤーが好きなときに何度でも戻ってこられるのが良さだという。『アナザーエデン ビギンズ』については、自分が体験したマルチエンディングの世界をいつでも覗きに行けるよう、「人生の中のセーブポイント」として手元に残してほしいとしている。

加藤氏は現在について、「いまは大量消費される時代で、エンタメも一気に消費されてしまう一過性のものが少なくありません」とも語っている。一方で、何年経っても忘れられず、記憶に残っているゲームやマンガ、アニメ、映画、小説などのエンタメがそれぞれあるとも話しており、『アナザーエデン ビギンズ』についても「今後の人生に寄り添えるゲームにできたという自負があります」とコメントしている。

出典:週刊ファミ通 2026年9月24日号 No.1963 (2026-09-10)

タイトルとURLをコピーしました