小島秀夫氏が手がける新作『PHYSINT』は、SIEによる資金提供の終了後も、一度も制作を止めることなく進められていた。Xboxとの交渉が続くなかでもチームは存続し、ゲームについて試行錯誤を続けていたという。
この内容は、IGNによる小島氏へのインタビューで明らかになったもの。小島氏によると、SIE側から『PHYSINT』への資金提供を続けられないと伝えられた3日後、チームリーダーたちに状況を説明し、開発体制を縮小。一部メンバーを『OD』へ移したとしている。
その後、Xboxとの提携発表直後に行われたIGNの取材時点では、『PHYSINT』には重要な部分を担う「ごく小さなチーム」のみが残り、それ以外のメンバーは全員『OD』へ移っていたという。
IGNから「制作が途中で止まったことはあったのか」と問われた小島氏は、「作業が止まることはありませんでした」と回答。現在もコンセプト作りを続けながら、世界観やゲームシステム、シナリオ、ビジュアル、デザイン、モデリングに自ら関わっているほか、キャスティングや俳優のスキャン作業も続けていると説明している。
また、ゲームシステム面では、敵AIなどの新技術のためのシステムについて実験を続けており、その結果次第ではストーリーを変更する必要もあるとしている。
小島氏は、この体制変更による大きな遅れはないとする一方で、『PHYSINT』にフルの体制のチームが揃っていれば、開発をより速く進められるとも話している。



