NetEase Games、新作『帰唐(Blood Message)』発表──父と子の旅路を描くアクションアドベンチャー

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NetEase Gamesは、傘下スタジオの24 Entertainment临安(臨安)と共同で、新作アクションアドベンチャー『帰唐(Blood Message)』を発表しました。本作は同社初の完全シングルプレイヤー向けAAAタイトルとして、PCおよびコンソール向けに開発が進められています。

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父と子の旅路を描くストーリー主導型アクション

『帰唐』の舞台は唐王朝末期、西方の辺境地域。プレイヤーは父と幼い息子による旅路を通じて、国の命運を握る伝令を都へ届けるという重い使命に向き合うことになります。公式発表では「誰かを想う気持ち」「大切なものを守る意志」といった普遍的テーマが強調されており、歴史と個人の物語が交錯する、没入型の体験が提供されるとされています。

シネマティックな映像と戦略性の高い戦闘

本作はUnreal Engine 5をベースに、同スタジオ独自の技術で開発されており、リアルで緊張感のある三人称視点の近接戦闘が特徴です。加えて、映画のようなカメラ演出や構成を盛り込み、静かな語りと動的なアクションのコントラストが作品全体を引き立てます。

戦場の跡が色濃く残る荒地、静寂に包まれた遺跡、雪原や砂漠など多様なロケーションを舞台に、文明の黄昏が詩的に描かれていきます。

マルチプレイ要素を完全に排除した開発方針

『帰唐』はNetEase Gamesにとって初の「完全ソロ体験」に特化したコンソールタイトルとなり、従来のオンライン・マルチプレイ志向とは一線を画す試みです。制作陣は「ひとつの視点を徹底して描くこと」にこだわっており、戦闘・演出・物語のすべてが一人の体験者に深く届くよう設計されているとのことです。

公式発表トレーラーも公開中

現在、公式サイトおよびYouTubeチャンネルでは最新のトレーラー映像が公開されています。映像では、廃墟と化した町並みや荒れ果てた大地を黙々と進む父子の姿が描かれており、ゲーム全体に流れる静謐で張り詰めた空気感を感じ取ることができます。

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