『Bloodborne』のゴースの遺子戦で、長年にわたって召喚支援を続けてきたプレイヤーがいる。Noahman90だ。DLC『Bloodborne The Old Hunters』に登場するこのボス戦でほかのプレイヤーを助け続け、複数キャラクターにまたがる総プレイ時間は約3,500時間。助けたハンターは、本人の見積もりで5,000〜6,000人にのぼるという。
その活動も、いま区切りの時を迎えつつある。プレイヤー人口の減少により、本人が「もう召喚されない」と語る状況になったためだ。GamesRadar+が、Noahman90への取材内容として伝えている。
呼ばれやすかった場所が、呼ばれなくなるまで
Noahman90が最初にゴースの遺子へ集中した理由は、召喚依頼が多く、素早く周回できたからだった。本人によれば、ゴースの遺子は「召喚依頼の需要が最も高いボス」だったという。
『Bloodborne』は、Noahman90にとって初めてのSouls系作品だった。DLCに登場するすべてのボスに苦戦したといい、ゴースの遺子もまた手強い相手だった。それでも繰り返し挑むうちに、戦いそのものをさらに好きになり、人を助ける感覚にも惹かれていった。
最初の数年を過ぎるころには、召喚セッションでの敗北は「ごくわずか」と言えるほど少なくなった。呼ばれやすいから始めた支援は、10年以上、約3,500時間、推定5,000〜6,000人という記録につながった。だがいま、その呼び声は途絶えつつある。
銃もパリィも避けた、慈悲の刃の近距離戦
Noahman90が好んで使っていたのは、Blade of Mercy、つまり「慈悲の刃」のみだった。銃は使わない。本人は、パリィを使うとその戦いが簡単になりすぎると説明している。
「慈悲の刃」は近距離武器で、ゴースの遺子戦では、うまく使えば「ダンス」のようだったと語っている。パリィで主導権を取るのではなく、あえて懐に入り続ける戦い方だった。
なお、Noahman90はゴースの遺子を『Bloodborne』で最も難しいボスだとは考えていない。本人の見方では、初代教区長ローレンス、あるいは旧主の番犬の方が難しいという。
「夜にすれ違う2隻の船」
召喚者と協力者の関係について、Noahman90は「夜にすれ違う2隻の船」のようなものだと語っている。呼ばれて、戦って、倒して、別れる。長く続いた支援は、そうした一度きりの出会いの連続でもあった。
DLC『Bloodborne The Old Hunters』の配信日は2015年11月24日。Noahman90が最初にゴースの遺子を選んだのは、召喚依頼が多かったからだった。その場所で10年以上にわたって支援を続け、いまは本人が「もう召喚されない」と語っている。
なぜ続けたのか。本人の答えは「楽しかったから」。ゴースの遺子戦を完璧にしようとすることは執着にもなり、いまでも改善できる部分があると感じているという。



