プロトタイプは10月9日に発売を予定しているPS Vita/PSP用ソフト『FLOWERS』のオープニングムービーを公開しました。
『FLOWERS』は、グングニルのアダルトゲームブランド Innocent Grey が、“少女同士の恋と友情”をテーマに制作した全年齢対応のアドベンチャーゲームをPS Vita/PSP向けに移植した作品。
また、本作のPS Vita版には「色合い調整機能」が搭載されており、これを利用することでオリジナルであるPC版の色みに近づけることができます。
本作の原作はWindows用ソフトのため、グラフィックは一般的なPC用液晶モニターに合わせて彩色されています。一方、PS Vitaは構造そのものが液晶モニターとは大きく異なる「有機EL」を搭載した1000シリーズと、構造はPC用液晶モニターに近いものの黄色みがかった浅めの発色になる2000シリーズがあり、どちらも一般的なPC用モニターとはかなり違った色味になっていました。
そこで、代表的なPC用ディスプレイメーカー「EIZO」のLEDバックライトディスプレイ「EV2736W-FS」を初期出荷状態で使用し、そこで表示される色合いとPS Vitaの色合いを比較。より「EV2736W-FS」の印象に近くなるように、PS Vitaで表示されるグラフィックの色変換を行う機能が「色合い調整機能」です。
「色合い調整機能」には3つのモードがあり、
- 「調整なし」 … PS Vita TVでプレイする際や、各々のPS Vita固有の発色で楽しみたい方用です。
- 「タイプA」 … PS Vita1000シリーズの有機EL表示のビビッドな発色を押さえPC版に近づけます。
- 「タイプB」 … PS Vita2000シリーズの液晶表示の色味を鮮やかにし、黄色みを押さえてPC版に近づけます。
以上のように、色合いをお好みで設定可能です。
以下は、市販品のPS Vita2000(PCH-2000)で「色合い調整機能」を使用した際の比較写真です。