NEOWIZ、『Lies of P』続編は本格開発段階。ROUND8がナラティブ重視の理由を説明

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NEOWIZは、2026年第1四半期の決算資料で、ROUND8 Studioが手がける『Lies of P Sequel』の開発状況を更新した。

同資料によると、『Lies of P Sequel』はPC/コンソール向けのSouls-like RPGとして開発中で、開発フェーズはVertical-slice。プロトタイプを通過し、本格開発段階に入ったと説明されている。

資料にはROUND8 StudioのStrategic Q&Aも掲載されており、同スタジオはナラティブを重視する理由や、新作企画を検討する際の基準について説明している。

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『Lies of P』続編はVertical-slice段階

NEOWIZのパイプラインでは、6本中5本のプロジェクトが本格開発フェーズにあるとされている。

『Lies of P Sequel』はそのうちの1本で、開発フェーズはVertical-slice。資料上では、プロトタイプを通過し、本格開発段階に入ったタイトルとして扱われている。発売時期やゲーム内容の詳細は、今回の資料では示されていない。

このほか、Wolfeye Studiosの新プロジェクトとZakazane Studioの新プロジェクトはProduction段階、Project CFもProduction段階にある。Project RubiconはナラティブベースRPGでVertical-slice段階、Project WindiはソウルライクRPGでPrototype段階と記載されている。

ROUND8はナラティブを中核能力のひとつに位置づけ

ROUND8 StudioはStrategic Q&Aで、同スタジオが追求するナラティブの戦略的意義について説明している。

同スタジオは、ナラティブを「ROUND8が持つべき中核能力のひとつ」とし、ユーザーの没入を促す重要な要素だと説明した。あわせて、グローバル開発費が上昇する環境では、技術的・量的投入だけに頼って良好な市場評価を得るのは難しく、ナラティブの重要性が大きく高まっているとしている。

Seung-ho Jin氏とKay Lee氏を起用した理由についても、このナラティブ面の能力が挙げられている。ROUND8は、両氏がナラティブを実現し、届ける能力を持つためだと説明している。両氏は現在、それぞれのプロジェクトを率いているという。

ディレクターの任命基準については、グローバル市場で成功したディレクターに共通する特徴として、目指す成果を詳細に定義し、説明できる能力を挙げた。ROUND8は、ディレクターに求める本質的な資質を「明確な創作ビジョン」と「細部をコントロールする能力」としている。

新作企画の採択基準は3条件

資料では、ROUND8がソウルライク、ナラティブRPG、アニメベースからライフシミュレーションまで含むラインナップを準備していることにも触れている。

このジャンルの広がりについて、ROUND8は経営陣が意図的にジャンルを拡大したものではないと説明した。新作を検討する際の基準として挙げられているのは、「コンセプトの独自性と面白さ」「市場競争力」「社内開発能力」の3点だ。

同スタジオによると、3条件を満たす説得力のある提案がディレクターから出されたことで、ラインナップは自然に多様化した。

複数プロジェクトを同時に進める難しさはある。そのうえでROUND8は、ディレクターが強い意欲と専門性を持つコンセプトを追求できる体制が、成功確率を高めるうえで合理的だとしている。

NEOWIZは今後のタイトルについて、開発進捗とマーケティング戦略に基づいてリリーススケジュールを発表するとしている。

出典

NEOWIZ:Q1 2026 Earnings Result

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