『バイオハザード レクイエム』の海外レビューが2026年2月26日に解禁され、Metacriticのメタスコアは89(PS5版)を記録しています。2026年2月26日0:40時点で103件のレビューが集まっており、好評は98件(98%)、賛否混合は2件(2%)で、否定的レビューは1件もありません。一方、グレイス・アシュクロフトが主導するホラー重視の前半と、レオン・S・ケネディが主導するアクション重視の後半で体験の質に差があるとの指摘が複数のメディアから上がっており、本記事では称賛と批判の双方を整理します。
一人称ホラーと三人称アクションの融合——主要メディアの評価
IGNは10点中9点を付け、「2つの異なるサバイバルホラーの系統を、1つの感染力の高い新たな変異体へと融合させることに成功している」(筆者訳)と評しています。本作はグレイス編を一人称視点のサバイバルホラー、レオン編を三人称視点のアクションとして描いており、プレイヤーは物語の節目で両者を切り替えながら進行します。Windows Centralによると、通常難易度でのキャンペーン所要時間は12〜15時間程度です。
Game Informerは10点中9.75点で「『レクイエム』はシリーズ最高の姿だ」(筆者訳)と評しています。30年間にわたるシリーズの教訓を結集した「恐怖に満ちたサバイバルホラーとアクションの鮮やかな融合」だと記しています。Giant Bombも5点中4.5点とし、「過去20年のナンバリング『バイオハザード』で最も楽しめた作品だ」(筆者訳)と述べています。レビュアーのDan Ryckert氏は、グレイス編では息を詰めてプレイし、レオン編のばかばかしさに声を上げて笑ったと振り返っています。
ただしIGNは、マーセナリーズのようなサイドコンテンツが存在しない点を残念な点として挙げており、高評価のなかにも課題は指摘されています。
満点評価も複数——「シリーズ最高傑作」「30年の集大成」
Game Rantは100点を付け、「Capcomがこれまでに作った最高のゲームの1つ」であり「究極の『バイオハザード』だ」(筆者訳)と絶賛しています。IGN Franceも100点で、本作を「サーガの長年にわたる2つの対照的なビジョンを調和させた、転換点となる作品」(筆者訳)と位置づけています。
GAMINGbibleも10点満点を付けており、「ホラーゲーム単体としてはしっかりとした9点だが、シリーズファンとしてディテールと作り込みに追加の1点を与えた」(筆者訳)と記しています。こうした満点評価はいずれも、本作がシリーズ30年の歴史を一本に凝縮した集大成である点を称賛の根拠としています。
革新性の欠如と後半の失速——批判的な視点
高評価が大勢を占めるなかで、いくつかの批判的な指摘も見られます。GameSpotは10点中8点とし、「『レクイエム』でCapcomは『バイオハザード』をおそらく限界まで磨き上げた。だがその結果、過去の成功とノスタルジアに頼りすぎて、ファンに新しいアイデアを提示できていない」(筆者訳)と述べています。
Giant Bombは、グレイス編の恐怖体験にシリーズの進化を感じた一方で、レオン編のアクションは2005年の『バイオハザード4』以来の路線から大きく踏み出してはいないと指摘しています。同レビューでは、両方のアプローチがそれぞれ単独の長編作品として成立し得たとも述べており、融合による個々の要素の凝縮感を率直に記しています。IGNも、後半にレオン編のアクションが約5時間続く間、グレイス編のホラーが恋しくなったと記しています。
最も厳しい評価はRegion Freeの5点中3点で、ノスタルジア重視の姿勢が前作『バイオハザード ヴィレッジ』からの後退に感じられたと評しています。
※メタスコアおよびレビュー件数は2026年2月25日時点の数値であり、今後変動する可能性があります。 ※『バイオハザード レクイエム』の発売日は2026年2月27日で、対応プラットフォームはPlayStation 5、Xbox Series X/S、PC、Nintendo Switch 2です。
出典
- Metacritic:Resident Evil Requiem Reviews
- IGN:Resident Evil Requiem Review
- Game Informer:Resident Evil Requiem Review – A Sublime Sepulchre
- Giant Bomb:Resident Evil Requiem Review
- GameSpot:Resident Evil Requiem Review – Two-Headed Mutant




