宮崎英高氏は、現在のフロム・ソフトウェアの開発環境について「概ね満足している」とし、過度な干渉なく、自由に、自分たちの作りたいゲームを作れていると語った。さらに、これまでユーザーにとって価値あるものを作れていたとするなら、その源泉の大きな一つはそうした環境だったと思う、とも述べている。
このコメントは、KADOKAWAをめぐる株主提案でフロム・ソフトウェアの名が挙がったことを受けたもの。宮崎氏は報道されている一通りの事実は把握しているとしつつ、それ以上の詳細を知る立場にはなく、会社ではなく個人の意見として、自分に言える範囲の考えを示している。
騒動には踏み込まず、環境については語る
電ファミニコゲーマーのメール取材に対し、宮崎氏はまず、報道されている一通りの事実は把握しているとした。ただ、それ以上の詳細を知る立場にはなく、多くの関係者がいる話でもあるため、本件について踏み込んだコメントは難しいとしている。
そのうえで、会社ではなく個人の意見として語ったのが、現在の開発環境についての認識だ。宮崎氏は、フロム・ソフトウェアの置かれている開発環境には「概ね満足している」と述べている。改善すべき点がないとは言わない、と留保しながらも、過度な干渉なく、自由に、自分たちの作りたいゲームを作れているという。
「源泉の大きな一つ」という条件付きの言い方
宮崎氏は、これまでフロムがユーザーにとって価値あるものを作れていたとするなら、その源泉の大きな一つは、そうした環境だったと思う、と語っている。「作れていたとするなら」「だったと思う」という言い方であり、そうした環境を、価値あるものを作る源泉のひとつとして慎重に位置づけている。
宮崎氏は続けて、将来においてもそうした環境が維持され、できるだけゲーム制作だけに集中していられることが、自分にとってもフロム・ソフトウェアにとっても最も重要だと述べている。
発表済みのタイトルと、その先の未発表タイトルを含めて期待してほしいとも述べているが、具体的な内容には触れていない。今回のコメントで示されたのは、過度な干渉なく作れている現在の環境と、将来もゲーム制作だけに集中していられることを最も重要だとする考えである。



