上田文人氏が、新作『gen ATLAS』について「今作っているゲームにはテキストも結構あるんです」と語った。AUTOMATONが掲載した、グラスホッパー・マニファクチュア須田剛一氏との対談での発言だ。
須田氏は上田作品について「全部を絵の中に落とし込んでいるノンテキスト」と評し、自身のゲームとの違いを口にした。これに対し上田氏は、ノンテキストで作ること自体の難しさを認めている。「言葉なら一言なのに、言葉がないとジェスチャーだったり映像だったり造形だったり、ライティングや空間設計、レベルデザインそのもので伝えないといけない」とし、「コストパフォーマンスが悪いよな……」と思いながら作ってきたと明かした。
その手法を踏まえたうえで、上田氏は新作『gen ATLAS』については「プレイヤーへの情報伝達をすべてゲーム内の表現で行おうとすると非常にコストがかかります」と述べ、テキストによる情報伝達を取り入れる理由を説明した。一方で、これは方向転換ではないとも位置づけている。「根本的な考え方が変わったわけではなく、あくまでこれまでの延長線上にある変化ですね」と語り、これまでの作風を維持する意向を示した。




