サイゲームス社長、海外拠点が必要な理由を語る 海外レビューでは「当然あるべき機能」がないと未完成評価も

Cygames-America-Europe_260717

サイゲームス代表取締役社長の渡邊耕一氏は、海外のメタスコアなどを分析するなかで、日本側とは異なるゲーム評価の前提に気づいたと説明した。そうした地域ごとの違いを理解するため、海外に拠点を置き、現地でコミュニケーションを取る必要があるとの考えに至ったという。

渡邊氏はファミ通のインタビューで、開発側がゲーム体験に必要なく、その機能がなくてもゲームは成立すると考えていても、海外では「現代のゲームには当然あるべき機能がない」と見なされることがあると説明した。用意されていないこと自体が欠点となり、減点や未完成との評価につながる場合があるという。

こうした違いは、海外の人々とやり取りするなかで分かってきた。そこから、海外に拠点を設け、現地でコミュニケーションを取る必要があるとの考えに行き着いたとしている。

国や地域によって、考え方や感じ方、ユーザーが慣れ親しんでいる方法は異なる。渡邊氏は、まずサイゲームス自身がその違いを理解し、現地でさまざまな人から情報を集める必要があると語った。

サイゲームスは2017年に海外での事業展開を本格化させ、同年に韓国、2018年に台湾へ現地法人を設立した。2023年には英国と米国、2024年にはシンガポールへ拠点を広げている。

米英法人は、欧米市場で現地に根差したマーケティング・プロモーションを行い、マーケティングやライセンスなどの事業を展開している。シンガポール法人は、アジア各国・地域に向けて現地に根差したマーケティング・プロモーションを担う。

今後について、渡邊氏はすでに視察に赴いた場所もあるとしたうえで、海外拠点をさらに増やす可能性があると答えた。

出典

タイトルとURLをコピーしました