『ロストジャッジメント』追加ストーリー「海藤正治の事件簿」配信日が3月28日に決定

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セガは発売中のPS5/PS4/Xbox Series/Xbox One用ソフト『ロストジャッジメント 裁かれざる記憶』について、有料DLCである追加ストーリー「海藤正治の事件簿」の配信日を3月28日に決定したと発表しました。価格は3,000円+税、「デジタルデラックスエディション」には付属しています。本DLCはその名の通り、八神の助手である海藤正治を主人公とした新たな物語が描かれます。

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「海藤正治の事件簿」について

ストーリー

――東京・神室町、八神探偵事務所。

海藤正治は八神が出張で不在の中、暇を持て余していた。最近増えた悪徳探偵による被害のせいで、神室町の探偵の評判は大いに下がっており、その煽りで八神探偵事務所の依頼も減っていたのだ。

時間を持て余した海藤は東や杉浦といった面々を飲みに誘ったものの、みな忙しいようですげなく断られてしまう。

「……仕方ねぇ。誰かいるかも知れねぇし、テンダーにでも顔を出してみるか……。」

こうして事務所で一人過ごす孤独な夜に耐えられなくなった海藤は、馴染みのバー「BAR テンダー」に向かうことにする。

そんな海藤に、テンダーのマスターからとんでもなく「でかい依頼」の話が舞い込んでくる。なんと報酬 2,000 万円の人探しの依頼だ。

依頼人は昨今話題のメガベンチャー企業の CEO、貞元響也。
依頼内容は「亡くなったはずの妻を探してほしい」というものだった。

そこで海藤は、自らの記憶の底に沈めていた過去と思いがけず向き合うことになる。
貞元響也が探してほしいと依頼してきた彼の妻は、15 年前、海藤のもとを去っていった恋人だったのだ。

――貞元美希子、旧姓夏目美希子…… 彼女は海藤が生涯で最も愛した女性だった。

当時、海藤の所属していた松金組は対立組織と緊張状態にあった。松金組長が対立組織に銃撃され大怪我を負い、海藤含む松金組組員は報復を考えていたのだ。海藤自身も復讐に燃え、対立組織に命がけのカチコミに向かうつもりだった。

だが、当時交際し、結婚まで考えていた恋人・夏目美希子は、海藤がカチコミに向かうことに強く反対した。

「本当に行くの? 死んじゃうかもしれないんだよ!?」
「組長(おやじ)のためだ。悪いな。」

怒りに囚われた海藤は愛よりも復讐という大義を選び、二人の関係は終わりを告げたのだった。
そして、数年前、海藤は美希子が自殺したという事実を知る。

――「あの時、俺が別の選択をしていたら……」

それは考えても仕方のない、あり得ない可能性であり、過去のことをくよくよ振り返るのは海藤の趣味ではなかった。
だが、それでも「自殺したはずの美希子が生きているかもしれない」という知らせは無視できるものではなかった。

「もしも美希子が何かの事件に巻き込まれていて、助けを必要としているとしたら?」

―と、いつもの海藤らしからぬ逡巡をめぐらせるのであった。

……やがて海藤は知ることになる。
貞元美希子とその家族が巻き込まれてしまった、底知れない深い闇と絶望を。

概要

  • 4つのチャプターから構成されるストーリーが展開。海藤のユニークな戦闘スタイルで新たなボスに挑戦し、神室町で新しい収集物を探し、海藤の過去に飛び込む。
  • 海藤はメガべンチャー企業のCEOから「亡くなったはずの妻を探してほしい」という報酬2,000万円の依頼を請け負う。亡くなったはずの妻とは海藤のかつての恋人・貞元美希子だった。海藤は美希子の息子である貞元准と協力して美希子失踪の真相解明に臨む。
  • 攻撃的な「ブルーザーファイトスタイル」と、ディフェンスに優れた「タンクファイトスタイル」を使い分け戦う。
  • 海藤は独自の感覚に基づいた捜査を行う。プライマルフォーカスを活用して手がかりを嗅ぎ分け、容疑者を特定し、直感で事件解決に臨む。

登場人物

元ヤクザの探偵
海藤 正治(かいとう まさはる)
出演:藤 真秀

「俺はな、その日その日を楽しく生きられりゃ、それでいいの。女口説いて、フられんのも、また一興。フられたぶんだけ、次の『いい女』との出会いが俺を待ってるわけだからな。」

元東城会系松金組の構成員で、八神探偵事務所の調査員。
八神が出張で不在の間、事務所の留守番をしている。
海藤はこれまで過去のことなど振り返ることなく、その日その日を楽しく、愉快に生きることをモットーに生きていたが、今作では思いがけぬ形で自らの過去と向き合うことになる。
15年前、海藤は大義のために愛よりも復讐を選び、そのことで一つの未来を失った。それは極道ではない、人並みのまっとうな幸せという未来だった。
海藤は自らの過去を清算するため、かつて愛した女の息子、貞元 准とともに調査に乗り出すことになる。

メガベンチャーCEOにして依頼人
貞元 響也(さだもと きょうや)
出演:小西 克幸

「実は…… 妻を探して欲しいのです。亡くなった妻を……。」

IT系メガベンチャー企業のCEO。学生時代に起業し、日本を代表する大企業にまで育て上げたスゴ腕の男。最近はメディアなどにも露出し若者からも人気がある。
2年前に自殺した妻で、海藤のかつての恋人「貞元美希子」を探して欲しいと依頼にやってくる。
妻を深く愛し、今でも生きているとひたすら信じ、様々な探偵に調査依頼を行う一方で、息子の准については仕事の忙しさにかまけて放任気味。案の定、准との親子関係はうまく行っておらず、顔を合わせると言い争いばかりしているようだ。
会社はうまく経営できても家庭の方はうまく回せていない様子である。

15年前、海藤の元を去ったかつての恋人
貞元 美希子(さだもと みきこ)
出演:宮島 依里

「かっこよかったよ。私の用心棒さん。」

曲がったことが許せず、正しいことのためならヤクザ相手にも一切ひるまない。暴力には得意の護身術で対応するほどに男勝りな女性。
美希子は15年前、海藤と交際しており、結婚まで考えていた。だがある日、海藤は制止する彼女の言葉を聞き入れることなく、対立組織への復讐のためカチコミに向かった。それがきっかけで二人は別れることになる。
貞元響也の妻であり、貞元 准の母。2年前に突然失踪し自殺したとされていたが、最近神室町でよく似た女性が目撃されたようだ。

ヤクザに憧れる家出少年
貞元 准(さだもと じゅん)
出演:新 祐樹

「とにかくオレは…… 強い男になりたいんだ。大事な人を守れるような強い男に……。」

貞元響也と美希子の息子。中学2年生。
反抗期真っ盛りで、父親への反発から家出を繰り返している。髪を染め学校にもろくにいかない典型的な不良少年だが、その実、母親に似て曲がったことが許せない強い正義感の持ち主。
ある目的で神室町にやってきたようだが、持ち前の正義感と喧嘩っ早い性格から、街の人々を困らせているチンピラに喧嘩をふっかけて回っている。

海藤をも凌ぐ怪力のアルコール依存症の男
剣持 秋介(けんもち しゅうすけ)
出演:中村 大志

「酒や。酒が足りへんねん! もっと持ってこいや!」

新宿を拠点に活動する半グレ集団「紅蓮会」の代表。
十数年前に大学時代のサークル仲間と共に紅蓮会を立ち上げ、以来かなりグレーな領域のビジネスを行ってきたらしい。紅蓮会のノリはまさにサークル感覚で、極道のような厳格な掟も絶対的な上下関係も確固たる信念もないようだ。
四六時中酒を飲んでおり、シラフになることは殆どないという重度のアルコール依存症。酔いが回っていても喧嘩はめっぽう強く、海藤を凌ぐほどの超人的な怪力の持ち主。
紅蓮会はなぜか、貞元美希子のことを探しているようで、同じく美希子を探す海藤と対立することになる。

田舎の怪しい診療医
白樺 康隆(しらかば やすたか)
出演:佐々 健太

「以前にもお話しましたよね? 貞元美希子さんなら、亡くなりましたよ。」

千葉の片田舎にある「白樺診療所」の医院長。
貞元美希子の行方を探す海藤は、手がかりを追っていくうちにやがて彼のもとを訪れることになる。失踪した美希子について何か手がかりを握っているようだが、海藤たちを警戒している。
あまり患者が訪れない山間の別荘のような診療所で、悠々自適に一人暮らしを楽しむ独身貴族。

元ヤクザの悪徳探偵
千田 四郎(せんだ しろう)
出演:奈良 徹

「あんたはその金で“未来”を買うんだ。そう考えりゃ安いだろう?」

元東城会系「馬頭組」の構成員で、現「馬頭探偵事務所」の調査員。
馬頭組はかつて“東城会の調査部門”を自称し、警察の家族構成や弱みを握り、脅しや捜査の抑制に使っていたという。
千田はそんな馬頭組で頭角を現し、若くして若頭補佐にまでのし上がった狡猾な男。調査を使っての脅しはもちろん、場合によっては暴力も厭わず、執拗に相手を追い詰めていく。
馬頭組が「馬頭探偵事務所」と名を変え、探偵業を始めてからも千田の悪質なやり口は変わらないようだ。

馬頭探偵事務所主任カウンセラー
五十嵐 昌夫(いがらし まさお)
出演:武田 太一

「当社のお客様満足度は 80%以上だ。客が来ねぇのはてめぇらの営業努力不足だろ。」

元東城会系馬頭組の若頭で、「馬頭探偵事務所」の主任カウンセラー。
五十嵐率いる馬頭探偵事務所は、通常の探偵なら断るような夜逃げ人の捜索やストーカーによる調査依頼なども引き受けており、彼らのせいで神室町の探偵の信用は大きく落ちてしまっているようだ。
おかげで仕事の減ってしまった海藤は、しばしば五十嵐と対立することになるが、当の本人は全く悪びれる様子もなく「お客様満足度80%以上」を嘯いている。

スクリーンショット

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