S-GAMEは、『Phantom Blade Zero』にドニー・イェン氏が2023年からクリエイティブコンサルタントとして参加していることを明らかにした。武術・アクション映画の知見を本作の戦闘デザインに提供しているほか、キャラクター「Mó Yuan」のフェイシャル&モーションキャプチャーも担当し、制作とキャラクター演技の両面に関わっている。
今回公開された最新トレーラーでも、ドニー・イェン氏の役割は「Creative Consultant」「Facial & Motion Capture Actor for Mó Yuan」と明記された。S-GAMEは公式Xで、同氏とそのスタントチームが本作に「authentic kung fu(本物のカンフー)」をもたらしたとして謝意を伝えている。
ドニー・イェン氏の名前自体は、本作の発表当初から公式説明に登場していた。2023年5月のPlayStation Blogでは、金庸の武侠小説やブルース・リー、ミシェル・ヨーらとともに、本作がインスピレーションを受けた人物としてドニー・イェン氏の名前が挙げられている。こうした武術映画からの影響にパンクの精神と独自のビジュアル表現を組み合わせたものを、S-GAMEは「カンフー・パンク」と表現していた。
同じ記事では、本作のアクション監修として谷垣健治氏が参加していることも紹介されている。谷垣氏が実演したゲーム内のアクション動作をカメラマトリクスで取り込み、そのデータを参考にアニメーターが手作業で動きを再現する制作手法が説明されていた。今回の発表では、ドニー・イェン氏本人も同じ2023年からクリエイティブコンサルタントとして制作に加わっていたことが明らかになった。
武術映画の知見をゲームへ取り込む姿勢は、現在の商品説明にも表れている。Steamでは、Unreal Engine 5と最新のモーションキャプチャー技術を導入し、トップクラスの武侠映画の武術指導者が監修すると説明。武侠映画とパンクファンタジーを融合した「カンフーパンク」を掲げ、中国武術の動きを映画のようなスケールで表現する作品として紹介されている。そうした武術表現を特徴とする本作で、ドニー・イェン氏はクリエイティブコンサルタントとして戦闘デザインに知見を提供している。
あわせて『Phantom Blade Zero』の予約受付も始まっており、PS5、Steam、Epic Games Storeの各ストアにて事前購入が可能だ。



