『ヨッシーとフカシギの図鑑』ヨッシーは「無垢だからかわいい、だからこそ少し怖い」。開発者が語る“ヨッシーとは何者か”

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『ヨッシーとフカシギの図鑑』のディレクターを務めるグッド・フィールの山本真裕氏は、ヨッシーについて「無垢だからこそかわいいし、同時に少し怖さもある」と語った。ファミ通.comに掲載された開発者インタビューでは、本作におけるヨッシー像と、作中の“ふかしぎな生き物”たちの捉え方が語られている。

山本氏によると、ヨッシーには相手を食べるといった強力なアクションがあるものの、そこに特定の相手への悪意があるわけではない。行為だけを見れば残酷にも映るが、「この相手だから食べてやる」という発想ではなく、目の前に気になるものがあれば、その好奇心のまま反応している感覚に近いという。そうした振る舞いを支えているのが「無垢さ」であり、山本氏はその性質を、かわいらしさと少しの怖さが同居する魅力として捉えている。

任天堂側でプロデューサーを務める野上恒氏も、ヨッシーを「好奇心の権化」と表現する。悪者を懲らしめようとして動くのではなく、気になるものがあれば思わず食いつき、後先をあまり考えずに行動してしまう。そうしたところもヨッシーらしさだという。

山本氏のいう「無垢」と、野上氏が語る「好奇心の権化」は表現こそ異なるが、どちらもヨッシーを善悪や敵意ではなく、興味を起点に動く存在として捉えている点で共通している。

こうした考え方は、ヨッシーだけに向けられたものではない。山本氏は、本作に登場するふかしぎな生き物たちについても、ヨッシーと同じように無垢な存在だと説明している。生き物たちは食べたり、繁殖したり、ときに一見残酷にも映る行動を取るが、そこに罪悪感や悪意があるわけではない。それぞれが自分の生態に従って生きている存在として描かれているという。

アソシエイトプロデューサーの松宮信雄氏も、一般的なアクションゲームでは多くの登場キャラクターが「敵」として配置される一方で、『ヨッシーとフカシギの図鑑』では、その場で暮らす「生き物」として扱っていると話している。ヨッシーを攻撃してくる相手にも、生態としての理由があるというわけだ。

野上氏はその例として、テリトリーにヨッシーが入り込んできたために攻撃するケースを挙げている。ヨッシー側も敵対された場合には撃退するが、相手そのものへの憎しみや敵意から動いているわけではないという。

出典:ファミ通.com

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