カプコンが展開する『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』において、ハードモードは“報酬で挑戦を促す”形では設計されていない。開発陣によれば、本モードには称号や特別報酬はあえて用意していないという。その背景には、報酬を目的化させないという判断がある。
VジャンプWEBのインタビューで、大山直人プロデューサーはハードモードを「ノーマルモードの戦闘で満足できずにもっと強い方に向けたランクアップのシステム」と説明している。称号や特別な報酬を設けなかった理由については、報酬そのものが目的になると、カジュアルやノーマルで遊ぶプレイヤーにまでハードモードを「強いることになってしまう」ためだという。
もっとも、ハードモードに遊ぶ意味がないわけではない。獲得経験値はノーマルモードの2倍に設定されており、クリア後には購入できる服の種類も増加する。その服は、ハードモードで手に入る素材を使って強化することで、最終的にはかなり強い性能になるとのことだ。
また、強力な遺戦品を手に入れたあとに挑むやり込み向けの仕掛けは、ハードモードとは別に用意されているという。ハードモードとは別軸で、さらなる挑戦先も用意されているかたちだ。
一方で、木下研人ディレクターが個人的に推しているのは、「ニューゲームでハードモード」という遊び方だという。序盤のゴブリン相手でも油断すれば倒されかねず、道中で見つけた薬草に価値を感じたり、特効薬の使いどころを考えたりしながら進む、緊張感のある冒険が楽しめるそうだ。
ただし、ハードモードは、いわゆる“死にゲー”的な難しさというわけではない。そのへんの敵を適当に倒すことが一段難しくなり、弱点をきちんと突く必要が出てくる一方で、正当な駆け引きを体感しつつ、リソース管理やアイテムの使い方を考えながら旅を続けていけるバランスになっているという。
なお、ハードモードにはひとつ覚えておきたい仕様もある。すでに報じられているとおり、一度切り替えると、その周回を終えるまでノーマルへ戻せない。厳しいと感じた場合でも、レベルを上げたり、より強いポーンを雇ったりする余地はあるほか、レベルや装備を引き継いだまま物語の最初からやり直し、ノーマルモードで再開できる機能も追加予定だという。




