『遊戯王 TAG FORCE GX』では、現行の遊戯王OCG/TCGへ一律に合わせるのではなく、『タッグフォース3』をベースに独自のデュエル環境を構築しているという。カードやルールをむやみに最新化するのではなく、当時のまま残す部分も見極めながら調整。禁止・制限についても、カードの強さだけでなく、キャラクターとのデュエル体験を踏まえて見直しているそうだ。
そうした方針は、《ブラック・ローズ・ドラゴン》と《化石融合-フォッシル・フュージョン》の扱いによく表れている。ファミ通.comのインタビューで松村ディレクターは、《ブラック・ローズ・ドラゴン》について、『タッグフォース3』当時は無制限だったものの、本作では規制する方向で調整していると説明した。一方で、少し強すぎる可能性があるカードでも、あえて規制を緩めているケースがあるという。
その例として挙げられたのが、ジムの使う《化石融合-フォッシル・フュージョン》だ。松村ディレクターによると、このカードをジムが使えないのでは、「そのキャラクターとデュエルをする体験」としてよくないという。カードの強さだけでなく、そのキャラクターとのデュエル体験も、調整の判断に加味しているという。
松村ディレクターによれば、本作は『タッグフォース3』のリメイクであるため、カードやルールをむやみにすべて最新化するのではなく、当時のままのほうがよい部分も残しながら調整したという。タッグデュエルやゲームオリジナルカードなど、もともと現行OCG/TCGとは異なる部分もあり、そこを無理に合わせるよりも、「タッグフォースならではの環境」を作った方が楽しんでもらえると考えたとしている。
禁止・制限についても、当時のものをそのまま使うわけではない。追加カードを含めて全体を見直し、本作の環境に合わせて独自に再調整しているという。KONAMI公式サイトでも、収録カードは『タッグフォース3』を元に調整したオリジナルのリストであり、現行の「遊戯王OCG」とは一部ルールが異なることが明記されている。現行環境へ一律に寄せるのではなく、『タッグフォース』としての遊びを優先する。そうした調整方針が、本作のデュエル環境を形作っている。



