『大神 完全新作』開発のCLOVERS、設立以来0人だったサウンド職に一挙5人加入。初代『大神』作曲家・山口裕史氏も

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『大神 完全新作』を開発するCLOVERSに、2026年4月、5人のサウンドスタッフが加入した。内訳はコンポーザー3人、サウンドデザイナー2人。初代『大神』で「大神降ろし」「両島原」「大神 白野威」などを手掛けた山口裕史氏も名を連ねている。

神谷英樹氏と小山兼人氏が応じたVGCのインタビューで、神谷氏は、CLOVERSには設立以来、社内にサウンドデザイナーやコンポーザーが在籍していなかったと説明している。応募自体はあったものの、社内に音の専門家が不在だったため、履歴書や職務経歴書、作曲サンプルだけで自社に合う人材かどうかを見極めるのが難しく、それまでサウンド人材を見つけられなかった一因になっていたという。

今回加入した5人の内訳は、コンポーザーが山口裕史氏、黒川仁美氏、中西青葉氏の3人、サウンドデザイナーが進藤美咲氏と丹羽広樹氏の2人。進藤氏は『ベヨネッタ』シリーズや『NieR:Automata』『The Wonderful 101』などでサウンドを担当してきたほか、神谷英樹氏とも長年にわたって仕事を共にしてきた。黒川氏は『ベヨネッタ オリジンズ』で音楽コンセプトやメインテーマなどを手がけ、中西氏は同作のリードコンポーザーを務めた。丹羽氏も『ベヨネッタ3』『NINJA GAIDEN 4』『METAL GEAR SOLID Δ』などに参加している。CLOVERSの公式スタッフ紹介ページにも、それぞれの職種やこれまでの参加作品が掲載されている。

この5人が同時期に加わったのは、あらかじめ一括採用を計画していたからではないという。小山氏によれば、CLOVERSは以前からサウンド職の募集を続けており、結果として同じタイミングで合流する形になったとのこと。神谷氏は、今回の加入によって社内の各職種がひと通り揃ったとの認識を示している。一方で、今後も増員方針は変わらず、CLOVERSの採用ページでは現在もサウンドデザイナーを含む開発職の募集が続いている。

なかでも注目されるのは、初代『大神』との直接的な接点を持つ山口氏の参加だ。プラチナゲームズの公式インタビューでは、『大神』が自身のデビュー作だったと語られている。4Gamerに掲載されたサウンドトラックの楽曲クレジットでも、「大神降ろし」「神木祭り」「両島原 其の一」「両島原 其の二」「大神 白野威」などを山口氏が作曲していたことが確認できる。初代『大神』発売から20年という節目の年に、山口氏を含む5人がCLOVERSへ加わった。

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