『Phantom Blade Zero』は最弱の木剣1本でも理論上クリア可能。多彩な武器を使い分けずに戦い抜く自由、中国武術の思想が背景に

phantom-blade-zero-wb_261009

10月29日発売予定のアクションRPG『Phantom Blade Zero』には、最弱の木剣1本だけで最後まで戦い抜くという選択肢がある。開発元S-GAMEの創設者でゲームディレクターを務めるSoulframeことLiang Qiwei氏によれば、挑戦用に用意された木剣だけでも、理論上はゲームをクリアできるという。

10月8日公開のWccftechのインタビューで、Soulframe氏は多彩な武器をできるだけ体験してほしいと語る一方、プレイヤーの遊び方を制限するつもりはないと説明した。1種類の武器だけで最初から最後までプレイすることも可能で、その極端な例が子供時代の木剣だ。そこには、武術を極限まで磨けば優れた武器に頼る必要はなく、木の剣でも敵に勝てるという中国武術の思想が反映されている。

もっとも、本作では武器の選択が攻略に大きく影響する。Soulframe氏は9月9日の投稿で、ほぼすべての武器に得意な敵と不得意な敵が存在し、相手に合わせて武器を選ぶのが最適だと説明していた。この時点ですでに、最弱の木剣1本で戦い抜く遊び方にも言及している。

武器との相性が強く働く敵もいる。例えば盾を持つ敵には斧が有効で、斧を使えば盾を破壊できるという。それでも斧が唯一の解決策ではない。Inven Globalのインタビューでは、別の方法でも盾を破壊できると説明しており、有利な武器を用意しながらも、その使用を必須にはしていない。

武器ごとの違いも、攻撃力やモーションだけではない。Soulframe氏が例に挙げた酔剣は、酒を飲むことで剣が飛び回り、酔いが深まるほど強力になるという独特の仕組みを持つ。開発チームは、こうした武器を対戦ゲームのように厳密に同じ強さへ調整するのではなく、それぞれ異なる楽しさを持たせることを重視している。

タイトルとURLをコピーしました