『紅の砂漠』発売日が11月2日に決定か ──韓国メディアが独占報道

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韓国のゲームスタジオPearl Abyssが開発を進める新作アクションアドベンチャー『紅の砂漠』について、韓国メディアMTNが2025年11月2日のグローバル同時発売が有力であると報じました。公式発表はまだ行われていないものの、開発はすでに最終段階に入っており、今後の動向に注目が集まっています。

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The Game Awardsでの発表を経て、具体的な日付が報道

『Crimson Desert』は2024年12月に開催された「The Game Awards 2024」にて、PCおよび家庭用ゲーム機向けに2025年秋に発売されることが正式にアナウンスされていました。しかし、その際は具体的な発売日は明かされていませんでした。

今回MTNが報じたところによれば、Pearl Abyssは11月2日のローンチに向けて開発を詰めており、想定外の問題がなければこの日程で確定される見通しとされています。なお、報道について同社はコメントを控えているとのことです。

MMORPGから物語主導型アクションへ──変遷する開発方針

本作は2019年のG-Starにて『DokeV』『PLAN 8』と並び初公開され、当初は同社の代表作『Black Desert』に近いMMORPG作品として構想されていました。 しかしその後、開発チームは方向性を転換し、シングルプレイ主体のアクションアドベンチャー作品として再設計を行っています。この設計変更は大幅な延期を招き、当初予定されていた2021年冬の発売は見送られる形となりました。

主人公クリフの旅が描く、ファイウェル大陸の壮大な冒険

プレイヤーは傭兵団「灰色たてがみ団」のリーダーであるクリフとなり、ファイウェル大陸を舞台にした壮大な物語を体験することになります。旅の舞台は、雪に覆われたクウェイデンの山岳地帯から、緑あふれるアカフェン平原、そして断崖が点在するタイトル由来の紅の砂漠にまで及びます。クリフは仲間たちとともに、迫り来る脅威に立ち向かいながら、大陸に平和を取り戻すための戦いに挑むことになります。

最新エンジンによる次世代ビジュアル表現

『紅の砂漠』では、自社開発のゲームエンジン「BlackSpace Engine」が採用されており、2025年のGDCにてその技術詳細が公開されました。 このエンジンは、草木や衣服、髪の毛といった動的要素の精密なシミュレーションに加え、リアルタイム物理演算、破壊表現、ボリューメトリックフォグ、大気の散乱光、動的な天候表現、レイトレーシングによる海面や浅瀬の描写などを可能にしているといいます。

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