スクウェア・エニックスで『ファイナルファンタジーVII リバース』のディレクターを務める浜口直樹氏は、2026年5月に公開された海外メディアNintenderosのインタビューで、『FFVII リメイク』プロジェクトの歩みや、三部作後を見据えた考えを語った。
同氏はこれまで『FFXIII』のリード・カットシーンプログラマーや『FFXIII-2』のリード・アプリケーションプログラマー、『ライトニング リターンズ: FFXIII』のメインプログラマーを務め、現在は同社の執行役員であり、スクウェア・エニックス内の開発スタジオの責任者としても活動している。同氏はリメイクプロジェクトの完結を見据えた達成感を語るとともに、今後はスタジオ責任者として監督するプロジェクトが増える可能性にも触れている。
プログラマーからディレクターへの歩みとキャラクターへの心理的距離
浜口直樹氏は、リメイクプロジェクトに10年以上関わってきた。三部作の完結が見えてきた現状において、浜口氏は自身の中に強い達成感があると言及した。各タイトルを一歩ずつ作り上げてきた結果として、三部作の結末に自信を持って向かっていると振り返っている。
10年を超える開発期間の中で、浜口氏にとって作中のキャラクターは家族に近い存在になっているという。浜口氏は、キャラクターについて考え、向き合っている時間が自身の家族と過ごす時間を上回っているのではないかと感じることがあるという。特定のキャラクターを選ぶのではなく、それぞれを家族に近い大切な存在として見ていると述べている。
スタジオ責任者としての役割と今後のプロジェクト展望
浜口氏は、ゲームディレクターとしてだけでなく、スクウェア・エニックス内の開発スタジオの責任者としての職責も担っている。また、自身が直接ディレクションする作品以外にも、スタジオ責任者として監督するプロジェクトが増える可能性に触れた。
今後について、浜口氏は『FFVII』の世界やキャラクターをさらに深く描いてほしいというファンの期待に応えたいとしつつ、次世代に向けて『ファイナルファンタジー』シリーズ全体の可能性を広げる必要も強く意識していると述べている。これらすべてを同時に達成することは容易ではないとしつつも、これまでにない新しいユニークな体験を求める需要が存在するならば、クリエイターとしてそれらの課題に挑む意向を示している。
浜口氏は、自身やスタジオの作品に期待するプレイヤーに向けて、魅力的なゲーム体験を届け続ける姿勢を示している。
出典
※浜口氏の経歴をはじめ複数の誤りがあったため訂正しました。




