『ペルソナ』はグループ内で「企画を立てすぎだ」と言われることも。開発長期化を見据え、数年先から逆算

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『ペルソナ』シリーズでは、長期化が進むゲーム開発を見据え、数年先を見越して逆算しながら動いているという。『ペルソナ』チーム総合プロデューサーの和田和久氏は、グループ内で「企画を立てすぎだ」と言われることもあるとしつつ、そこまで先を見ておかなければ「気づいたら手遅れになる」と語っている。

これは、ファミ通.comに掲載された『テイルズ オブ』×『ペルソナ』30周年対談での発言。『ペルソナ4 リバイバル』とナンバリング新作『ペルソナ6』の発表を受け、今後のシリーズ展開について問われた場面で明かされたものだ。

和田氏は、IPを成長させるうえで重要なのは、何を加えるかだけではなく、「何を失ってはいけないか」を見極めることだと説明する。そのためには、チーム全体がシリーズの核を明確に捉えている必要があるという。

そのうえで、IPの幹を太くしていくには、リメイク、運営型タイトル、ナンバリング新作といったさまざまな角度からコンテンツを用意し、展開していく必要があるとした。

一方で、ゲーム開発にかかる時間は年々伸びている。目の前のことだけに対応していては、いずれIPの幹が先細ってしまうと考え、常に数年先を見据え、逆算しながら動いているとのこと。グループ内で「企画を立てすぎだ」と言われることもあるが、それでもかなり先まで考えておかなければ「気づいたら手遅れになる」とし、期待される『ペルソナ』の未来を届けるために取り組んでいると話した。

また、シリーズの核を開発チームへ広げていくためには、伝え方も重要になる。和田氏は、ひとりが大勢に向けて一度伝えるのではなく、リーダーからチームメンバーへ繰り返し共有し、「何が大事で、そのために何をすべきなのか」を全員が理解している状態が理想だと説明した。

そうした理解が開発チームに根付けば、流れや文化が受け継がれ、結果としてIPの幹も太くなっていく。和田氏は、こうした環境づくりも、作品そのものを作るのと同じくらい重要だと述べている。

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